広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2022/11/18

ゲストらによる慰霊碑献花

慰霊碑献花

11月18日、映画祭開会式前の午前9時より、平和記念公園で慰霊献花が行われました。

献花には『余命十年』の藤井道人監督、出演俳優の小松菜奈さん、坂口健太郎さん、『ジョゼと虎と魚たち』のキム・ジョングァン監督、『リング・ワンダリング』の金子雅和監督、広島国際映画祭代表の部谷京子らが参列し、平和への祈りを捧げました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用などの感染対策が徹底して行われました。

今年初めて代表で献花を行った藤井監督は、第3回ダマー映画祭in広島から毎年参加し、今年で映画祭への参加は11回目。献花は身が引き締まる思いだったといいます。監督にとって映画祭は見つけてもらった場所であり、様々な監督との出会いの場とのこと。映画祭に小松さん、坂口さんと3人で参加していることに、「今年は2人も映画祭に連れてこられて、親孝行ができた」と感じていると言います。作品を映画祭に出品することについては、「国もジャンルも様々な映画が集まる映画祭に、片意地張らずに一本一本いい映画を持ってきたいと思っている」と語りました。

献花に参加した韓国のキム・ジョングァン監督は、献花については追悼の思いをもって参加したといいます。献花中は広島に悲しい歴史があること、その歴史の中で亡くなった人のこと、更に生きることについて思いを馳せていたそうです。監督は今回の映画祭に、日本の小説が原作の『ジョゼと虎と魚たち』を出品しています。

慰霊碑献花

HIFF2022は本日より3日間、NTTクレドホール、広島市映画文化ライブラリー、横川シネマ(19日のみ)、八丁座を会場に開催されます。今年は2016年以来のオールナイト上映も行われます。

14年目を迎える本映画祭は、“ポジティブな力を持つ作品を、世界中から集めた映画祭”をコンセプトに、被爆から復興を遂げた広島ならではの映画祭を目指します。国内外の「特別招待作品」や「トークショー」、広島を様々な視点から描く「ヒロシマEYE」、「ティーチイン」などバラエティ豊かなプログラムを用意しています。視覚障害、聴覚障害の方向けの、アプリを使ったバリアフリー上映も行います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

慰霊碑献花

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