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11月20日(日)10:30からNTTクレドホール第2会場で「第10回新県美展」受賞作品が上映されました。
第10回新県美展(第74回広島県美術展)は、広島県立美術館で今年6月11日に受賞作品が表彰され、26日まで展示されました。
一般部門の公募は、絵画系・彫塑系・工芸系・書系・写真系・デザイン系・映像系で、上映会では映像系受賞作の奨励賞2作、優秀賞、大賞の順に4作品が上映されました。
奨励賞 かずき監督(府中市)「どのみち おのみち もっぱら しょうばら」は、地元広島県の映像が多数映し出される作品。
奨励賞 曽利久珠由監督(三原市)「女のなんてことない体」は、超短編のアニメーション。
優秀賞 太山恵介監督(広島市南区)「視暗暗聴」は、グラフィクスと音を織り交ぜた作品。
大賞 島田拓空也監督(三原市)・大路真由監督(兵庫県三田市)「戦後77年 祖父母と辿る戦争の記憶」は、祖父母から戦争体験を聞く、ドキュメンタリー映画。
来場者のひとりは、印象に残った作品として大賞「戦後77年 祖父母と辿る戦争の記憶」をあげました。「戦争の記憶が薄れていく中、若い子達(二人の監督)目線で、おじいちゃん、おばあちゃんに聞き取り、発信している映画でした。一緒に戦争体験者と生活をしていた私達世代と違い、若い世代が1代、2代前とさかのぼり戦争体験を聞いているのが印象的」と感慨深そう。商業的な要素がなく、撮り手と出演者が一般の人であることも強く訴えかけてきたと感想を語りました。
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