藤井道人(『余命10年(日本語字幕版)』監督)
1986年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学卒業後、2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』(14)で商業作品デビュー。第43回日本アカデミー賞では映画『新聞記者』が最優秀作品賞含む6部門受賞、他にも多数映画賞を受賞する。『青の帰り道』(18)、『デイアンドナイト』(19)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20)、『ヤクザと家族 The Family』(21)など精力的に作品を発表しており、 本年(22年)は映画『余命10年』が公開。今、最も動向が注目されている映画監督の1人である。
小松菜奈(『余命10年(日本語字幕版)』主演)
1996年2月16日生まれ。東京都出身。モデル、女優。2008年モデルデビュー。近年の出演作は、藤井道人監督「余命10年」(22)、「小学館100周年記念特別ムービー」(22)等、映画、雑誌、CMなど幅広い分野で活動。その他、CHANEL アンバサダーを務める。第38回 日本アカデミー賞 新人俳優賞 (14)ほか多くの新人賞、第43回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(19)、第44回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(21)、第30回 日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞(21)などを受賞。
坂口健太郎(『余命10年(日本語字幕版)』主演)
1991年7 月11 日生まれ。東京都出身。2014年俳優デビュー。近年の出演作は「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(21)、「余命10年」(22)、「ヘルドッグス」(22)など。ドラマでは、「おかえりモネ」(21/NHK)、「婚姻届に判を捺しただけですが」(21/TBS)、「ヒル」(22/WOWOW)、「競争の番人」(22/CX)、「鎌倉殿の13 人」(22/NHK)などに出演。「トーンモバイル」「エスビー食品」「キリン」等のCMに出演中。第40回日本アカデミー賞・新人俳優賞、第41回エランドール賞・新人賞、大阪シネマフェスティバル 新人男優賞受賞。
首藤凜(『ひらいて』監督)
1995年、東京生まれ。テレビマンユニオン所属。
早稲田大学映画研究会にて映画制作を始める。『また一緒に寝ようね』がぴあフィルムフェスティバル2016で映画ファン賞と審査員特別賞を受賞。『ひらいて』で長編商業映画デビュー(監督・脚本・編集)。同作はドイツの映画祭ニッポン・コネクションにてニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を受賞。
ドラマ『竹内涼真の撮休』(20/廣木隆一監督作)、『欲しがり奈々ちゃん~ひとくち、ちょうだい~』(21/城定秀夫監督作)では脚本を担当している。
杉田浩光(『ひらいて』プロデューサー)
プロデューサー。1968年1月22日三重県生まれ。1994年テレビマンユニオンに参加。2004年に取締役、2010年に代表取締役専務に就任。2020−2021年は取締役。
TBS『世界ふしぎ発見!』、MBS『情熱大陸』などのプロデューサーを経て、情報エンターテインメント、映画、ドラマ、ドキュメンタリー番組などジャンルを問わず、プロデュースにかかわる。1992年プロデュースした長編文化映画が文部省選定、1998年第40回ニューヨークフェスティバル テレビ番組ドキュメンタリー ヒストリー&ソサイエティ部門 銀賞を受賞。テレビの世界だけにとどまらず、多くの国際映画祭に参加、高い評価を受けている。近年の映画では、当映画「ひらいて」(2021)、「前科者」(2022)、「正欲」(2023)のプロデューサーを務めている。
金子雅和(『リング・ワンダリング』監督)
1978年1月24日生まれ、東京都出身。青山学院大学国際政治経済学部卒。大学卒業後に映画美学校で瀬々敬久監督の指導を受けたのち、テレビCMや映画・企業VP等の現場に携わりながら6本の短編映画を監督。2016年、初長編監督作『アルビノの木』が第6回北京国際映画祭の新人監督部門で海外初上映、テアトル新宿ほか全国で公開される。ポルトガルの歴史ある映画祭フィゲイラフィルムアート(フィゲイラ・ダ・フォズ映画祭)で最優秀長編劇映画賞・監督賞・撮影賞をトリプル受賞したのを皮切りに、海外映画祭で20受賞。2021年、長編二作目となる『リング・ワンダリング』を完成。第37回ワルシャワ国際映画祭で世界初上映、エキュメニカル賞スペシャル・メンションを授与され、第22回東京フィルメックスで国内初上映。第52回インド国際映画祭(ゴア)では最高賞にあたる金孔雀賞を、第43回ダーバン国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞。台湾にて劇場公開、国内各地でも半年以上にわたるロングラン上映となった。同作の公開と並行して、次回長編企画『水虎』などを進行中。文化庁主宰2021年度・日本映画海外展開強化事業の映画作家3名に選ばれ、ユニジャパンの推薦で第72回ベルリン国際映画祭及びヨーロピアンフィルムマーケットに派遣される新進監督4名にも選出された。
アンゲリキ・アントニオウ(『路上の犬たちのアテネ』監督・プロデューサー・撮影)
ギリシャ映画監督、脚本家、プロデューサー。アンゲリキ・アントニオウは、建築学を学び、ドイツ映画テレビアカデミーを卒業。映画館やテレビ向けに監督した長編映画やドキュメンタリーは、権威ある国際映画祭で賞を受賞し、世界中で公開されている。彼女が設立したインディペンデント映画製作会社「アンゲリキ・アントニオウ映画製作会社 」はベルリンを拠点としている。絶賛公開された映画『エデュアート(EDUART)』(’07)は、50以上の映画祭(モスクワ、パームスプリングス、モントリオール、サンフランシスコ、テッサロニキ、ヨーテボリ、シネメドなど)に参加し、多くの賞を受賞。2007年にEFAによってヨーロッパ映画賞、2008年にはギリシャ代表としてアカデミー外国語映画部門に選ばれた。 アンゲリキは、ヨーロッパ映画アカデミーとギリシャ映画アカデミーの一員でもある。また、長編映画『グリーン・シー』は、オーストリア映画祭キッツビューエル2020(外国語映画部門)で観客賞を受賞。ホーフ国際映画祭2020、テッサロニキ国際映画祭2020、ロード国際映画祭2021、ナッシュビル映画祭2021、シドニー映画祭2021など、その他多くの著名な国際映画祭にも参加している。 ドキュメンタリー映画『路上の犬たちのアテネ』はテッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2020(外国語映画部門)で初上映され、ギリシャ映画アカデミー賞2021で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。ベルリンとアテネに生活拠点がある。(参照:www.angelikiantoniou.com)
キム・ジョングァン(『ジョゼと虎と魚たち』監督)
1975年生まれ。短編映画『How to Operate a Polaroid Camera』(’04)で監督デビューを果たし、韓国国内の複数の映画賞を受賞。最近の作品は『最悪の一日』(‘16)、『窓辺のテーブル 彼女たちの選択』(‘16)、『ジョゼと虎と魚たち』(‘20)、『夜明けの詩』(‘21)などがある。現在、公演、展示、出版物、ミュージックビデオなど様々なプロジェクトが進行中。1975年生まれ。短編映画『How to Operate a Polaroid Camera』(’04)で監督デビューを果たし、韓国国内の複数の映画賞を受賞した。日本と韓国を舞台にしたオムニバス青春ドラマ『まぶしい一日』(’06)や、5組のカップルが登場する『もう少しだけ近くに』(’10)など、官能的な映像と微細な味わいのある演出を特徴に、独自の世界観を作り上げている。
丈(『いちばん逢いたいひと』監督)
名前 丈。俳優、脚本家、劇作家、演出家、映画監督、プロデューサー。ドラマ「HOTEL」北山修二役、「ウルトラマンダイナ」ナカジマ隊員など俳優で活躍。プロデュースユニットJOE Companyと劇団システムのユニットLAPITA☆SHIPを主宰し、ほぼ全作品、脚本、演出を務め、ユニークな発想、緻密な構成、大胆な演出で独自の世界を築き評価を得ている。映画監督として初監督作品、光GENJIの赤坂晃主演のコメディ映画「7NANA」が順次公開中。 倉野尾成美(AKB48)高島礼子、中村玉緒、三浦浩一が出演する、白血病の患者とドナーの数奇な運命を描いた2作目の監督作品「いちばん逢いたいひと」が2023年に公開決定。小説執筆やオペラミュージカルの演出など新たなフィールドへの挑戦も始まっている。 現在、宮古テレビとYouTubeチャンネルで初トーク番組「丈熱BAR」を公開中。
倉野尾成美(AKB48)(『いちばん逢いたいひと』主演)
2014年4月「AKB48 Team 8 全国一斉オーディション」に、熊本県代表として合格。「AKB48 Team8 プロジェクト発表会」で、チーム8のメンバーとしてお披露目。チーム8「PARTYが始まるよ」公演で劇場公演デビュー。現在もAKB48のトップを走り続けている。2021年12月8日に開催された『AKB48劇場16周年特別記念公演』において組閣発表が行われ、チーム4キャプテンに任命された。2022年2月、下尾みうとのYouTubeチャンネル「なるたおちゃんねる」をスタート。アイドルだけでなくドラマや映画でも活躍を続け、女優としても積極的に活躍している。今回の映画「いちばん逢いたいひと」で初めて主演として抜擢された。
中村玉緒(『いちばん逢いたいひと』特別出演)
1953年 映画「景子と雪江」でデビュー。2001年から京都市特別観光大使を務め、2011年「京都名誉観光大使」に就任。持ち前の明るいキャラクターが若者層にも受け、世代を問わず老若男女幅広いファンを持つ。テレビやドラマ、CM、イベント、舞台、映画に出演。近年は、Instagram、YouTube配信などでも活躍中。
《主な受賞歴》
・2000年 エランドール賞 特別賞
・2007年 第62回毎日映画コンクール 田中絹代賞
・2018年 第27回日本映画批評家大賞 ダイヤモンド大賞「DESTINY鎌倉ものがたり」
・第36回京都府文化賞 功労賞受賞 (2018年)
佐藤順子(『MOTHER マザー』プロデューサー)
95年より映画会社シネカノンに在籍。 10年に映画制作、配給会社スターサンズ入社後は、ヤン・ヨンヒ監督の初のフィクション作品『かぞくのくに』を初プロデュース。 同作はその年の数々の国内の映画賞を受賞し、ベルリン国際映画祭でC I C AE賞を受賞、米国アカデミー賞日本代表作品に選出される。 菅田将暉主演の『あゝ、荒野』(16)は報知映画賞(作品賞、主演男優賞)、日本アカデミー賞最優秀俳優賞、アジアンフィルムアワード助演男優賞他を受賞。続くプロデュース作、吉田恵輔監督『愛しのアイリーン』(18)は、釜山国際映画祭正式出品、フィリピンアカデミーで最優秀助演女優賞(木野花)を受賞。その他、主なプロデュース作に真利子哲也監督『宮本から君へ』(19)、大森立嗣監督『MOTHER / マザー』(20)、藤井道人監督『ヤクザと家族 The Family』(21)、吉田恵輔監督『空白』(21)、藤井道人監督Netflixシリーズ『新聞記者』(21)は、今年の釜山国際映画祭のAsian Content Awardsでニューカマー賞を受賞。21年自身で映像制作プロダクションMou Pro.を設立したのち、22年murmurに執行役員として参画。
パブロ・クルス・ゲレロ(『宇宙船』俳優・脚本家・プロデューサー)
俳優、脚本家、プロデューサー。1984年2月2日メキシコ生まれ。幼い頃から映画と演技の世界に憧れ、劇場、シリーズ、長編映画のさまざまなプロジェクトに参加。2012年、ラジオ番組を実際に作った「キャプテン」と出会い、彼の人生を元に物語を書く許可を得る。脚本化に5 年かかり、2017年資金調達を開始、2018年プロジェクトチーム 400人で撮影を開始した。2022年公開「宇宙船」はメキシコ500か所以上で上映、5つの国際映画祭に参加。
住本尚子(『ふゆうするさかいめ』監督)
1989年生まれ。広島県出身。多摩美術大学版画専攻卒業。映画『ふゆうするさかいめ』監督。イラストレーターとしても活動。書籍『ワールドシネマ入門』の装丁画/挿絵を担当。映画にまつわるWebマガジン「Filmground」主宰。エッセイやイラストで、映画と生活が繋がる瞬間を描いている。
カワシママリノ(『ふゆうするさかいめ』俳優)
1994年4月26日生まれ。神奈川県横浜市出身。『ふゆうするさかいめ』(‘20)で俳優デビュー。後に住本尚子監督を介して出会った黒川幸則監督の最新作、キノコヤ初プロデュース作品『にわのすなば GARDEN SANDBOX 』(‘22)の主演を務め、第33回マルセイユ国際映画祭インターナショナルコンペティション部門に出品。7月(‘22)、マルセイユにてワールド・プレミアが行われた。ポレポレ東中野12月(‘22)公開予定。日々、家族である猫の海とココと暮らしながら映画を中心にフリーランスで活動中。
タキザワユウキ(『ふゆうするさかいめ』音声・整音)
1994年生まれ。ハマっ子。大学卒業後、音楽業界を志すも紆余曲折あり、現在は横浜の風をひっさげて、飲食業の傍ら島で細々と活動中。好きなものは里芋とつぶ餡。
石原朋子(難民映画祭 |UNHCR〈国連難民高等弁務官事務所〉・法務官)
2015年にジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)として、UNHCR西アフリカ地域事務所に赴任し、セネガルに駐在。以来、シリア、ギリシャ、ケニアで勤務。2015年にはギリシャのレスボス島でギリシャ政府の関係機関やパートナーNGOと連携し、難民や移民の流入への緊急支援に対応した経験をもつ。現在、法務官として、ウクライナの紛争で国内避難民となった人々の支援活動に従事している。
武村貴世子(たけむら きよこ)(難民映画祭 国連難民サポーター)
ラジオDJ、MC、ライター。 これまで、FM802、Fm yokohama、FM-FUJIなどで番組を担当。ニュースからエンターテイメントまで、旬の情報収集に余念がなく、ライヴ、映画鑑賞は年間平均200本を超える。また、司会、ナレーション、ライターとしても活躍。国連UNHCR協会の国連難民サポーターとして広報・募金活動に携わり、 LUNA SEA、X JAPANのSUGIZOと共にヨルダンの難民キャンプを訪問するなど、音楽や映画を通した難民支援を中心に精力的に活動している。
ポーラ・キーオ(『千の太陽のレクイエム』監督)
ポーラ・キーオはメルボルン生まれ、アイルランド西部のゲールタハト(アイルランド語圏)を拠点とする監督、脚本、演出家。連続テレビ番組、ドキュメンタリー、バーチャル事業を手掛ける。最新作『彼女の中の悪魔(An Diabhal Inti)』は、TG4とBBC北アイルランドで現在配信中。アイルランドでの 魔女裁判をテーマにした6部構成のドキュメンタリーシリーズである。また、アイルランド国内で絶賛され世界中で上映された映画『情熱の解剖(Deargdhúi)』(’16)、ラッドハーク賞とサーコム大賞を受賞した社会派ドキュメンタリー映画『溶け込む(An Dubhina Gheal)』(14)でも知られている。
明木一悦(『千の太陽のレクイエム』俳優)
広島で生まれ育った被爆二世。妻と3人の息子に恵まれ、芸術家として活動中。広島の田舎の小さな劇団で田舎芝居を演じる。国際映画の出演は2回目となる。
ナタ・メトルーク(ひろしまアニメーションシーズン 監督)
1982年、ウクライナ生まれ。バンクーバー・フィルム・スクールでクラシック・アニメーションを学び、エストニア芸術アカデミーで芸術修士号を取得、Priit Parn監督のもと映像演出を学ぶ。 現在はサンフランシスコを拠点に、GIFや短編アニメーションの制作を中心に、コマーシャルや個人的なプロジェクトに取り組んでいる。デジタル手描きの技法で、視覚的に大胆で、キャラクター重視の作品を制作している。不条理とありふれたものの異化をベースにした作品を制作。作品は、主要なアニメーションフェスティバルで評価され、数々の賞を受賞している。
マフブーベフ・カライ(ひろしまアニメーションシーズン 監督)
1992年、イラン生まれ。2015年テヘラン美術大学工業デザイン科卒業。2020年、テヘラン芸術大学(映画・演劇学部)アニメーション監督学修士課程終了。2Dアニメーター、作家、イラストレーター、グラフィックデザイナー、実験アニメ・短編アニメのディレクター。 プロとして初の映画『The Fourth Wall(第四の壁)』の成功により、特殊なミクストメディアの技法に専念し、実験的な映画の形式や物語の構造を研究しつづけようと志すことになった。関心のある手法は、現実世界の素材をアニメーションの素材として用いることで、エッセイ映画や創造的なアニメーション・ドキュメンタリーを制作すること。その目標は、現実と空想の間の曖昧な境界線に立つ世界を創り出すこと。
宮﨑しずか(ひろしまアニメーションシーズン アーティスティック・ディレクター)
広島市在住。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻を修了し、現在、比治山大学短期大学部美術科で教鞭をとっている。ピクシレーションというアニメーション表現技法で撮影した「キドモモドキ」(2013)はファントーシュ国際アニメーション映画祭(2020)ほかで上映されている。日本アニメーション協会会員。
森井勇佑(『こちらあみ子』監督)
1985年兵庫県生まれ。日本映画学校 映像学科〈現 日本映画大学〉を卒業後、映画学校の講師だった長崎俊一監督の『西の魔女が死んだ』(08)で、演出部として映画業界に入る。以降、主に大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務め、本作で監督デビュー。
大沢一菜(おおさわ・かな)(『こちらあみ子』[あみ子])
2011年6月16日生まれ、東京都出身。本作で映画デビュー。演技未経験ながら、オーディションで主役「あみ子」役に抜擢された。
奥村天晴(おくむら・てんせい)(『こちらあみ子』 [孝太])
2008年3月13日生まれ、福岡県出身。3兄妹の次男坊でバスケット部所属の中学3年生。映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』 (19)、CM「グリコカフェオーレ」などに出演。バンド「ボギー家族」ではパーカッション担当し毎年全国をツアーで廻っている。オーディションでお兄ちゃん「孝太」役に抜擢された。
大関悠士(おおぜき・ゆうと)(『こちらあみ子』 [のり君] )
2009年4月5日生まれ、広島県広島市出身。
オーディションで「のり君」役に抜擢された。
橘高亨牧(きったか・みまき)(『こちらあみ子』 [坊主頭])
2009年6月1日生まれ、広島県広島市出身。
オーディションで「坊主頭」役に抜擢された。
宮川博至(『とべない風船』監督)
広島県出身。学生時代から映像制作の現場に入り、2004年より演出を始める。これまでにCMディレクターとしてACCブロンズ、ONE SHOW Merit、観光庁長官賞などを受賞。2015年、短編映画『あの夏、やさしい風』がShort Shorts Film Festival & ASIAにて入賞。また同作品がJIM×JIMアワードにて大賞受賞。2018年には2作目となる中編映画『テロルンとルンルン』を制作。広島国際映画祭をかわきりに、国内外の映画祭に出品。中之島映画祭 グランプリ、愛媛国際映画祭 脚本賞、富士湖畔の映画祭 敢闘賞、ポピージャスパー映画祭 最優秀長編賞などを受賞。全国上映中。本作「とべない風船」は長編第1作目となる。
東出昌大(『とべない風船』主演)
モデルとしてデビュー。2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後、数々のヒット作に出演。現在は事務所に所属せずフリーで活動する。今作では主演を務める。
片渕須直(監督/ティーチイン)
1960年生まれ。日本大学芸術学部特任教授・上席研究員。大学在学中に『名探偵ホームズ』の脚本を手がけてから、今年で41年目。監督作はTVシリーズ『名犬ラッシー』(96)、『BLACK LAGOON』(06)、長編『アリーテ姫』(01)、『マイマイ新子と千年の魔法』(09)、『この世界の片隅に』(16)、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(19)など多数。現在、疫病の中に生きる千年前の人々を描く次回作を制作中。