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世界の映画祭で高い評価を受けている金子雅和監督の長編作品『リング・ワンダリング』を上映します。
金子監督は、広島国際映画祭の前身である2013年のダマー映画祭inヒロシマと2016年の広島国際映画祭に参加されており、今回が3回目の参加となります。
金子雅和監督が登場する上映後トークショーにご期待ください。
©2021 リング・ワンダリング製作委員会
<あらすじ>
漫画家を目指す草介は、絶滅したニホンオオカミを題材に漫画を描いているが、肝心のオオカミをうまく描けず前に進めない。そんなある日、バイト先の工事現場で、逃げ出した犬を探す不思議な娘・ミドリと出会う。転倒しケガをしたミドリを、彼女の家族が営む写真館まで送り届けるが、そこはいつも見る東京の風景とは違っていた……。過去と現在が織り交ざる、切なく幻想的な物語。
キャスト:笠松将 阿部純子 安田顕 片岡礼子 品川徹 田中要次 長谷川初範
撮影:古屋幸一
照明:吉川慎太郎
録音:岩間翼
整音:黄永昌
美術:部谷京子
VFXスーパーヴァイザー:高橋昂也
劇中漫画:森泉岳土
音楽:富山優子
脚本:金子雅和 吉村元希
プロデューサー:塩月隆史 鴻池和彦
【上映日程】
『リング・ワンダリング』(2021年/日本/103分)
11月18日(金)19:00~@NTTクレド
※やむを得ない事情により、上映作品・出演者がキャンセル・変更になる場合があります
監督:金子 雅和 KANEKO Masakazu
1978年1月24日生まれ、東京都出身。青山学院大学国際政治経済学部卒。 大学卒業後に映画美学校で瀬々敬久監督の指導を受けたのち、テレビCMや映画・企業VP等の現場に携わりながら6本の短編映画を監督。
2016年、初長編監督作『アルビノの木』が第6回北京国際映画祭の新人監督部門で海外初上映、テアトル新宿ほか全国で公開される。ポルトガルの歴史ある映画祭フィゲイラフィルムアート(フィゲイラ・ダ・フォズ映画祭)で最優秀長編劇映画賞・監督賞・撮影賞をトリプル受賞したのを皮切りに、海外映画祭で20受賞。
2021年、長編二作目となる『リング・ワンダリング』を完成。第37回ワルシャワ国際映画祭で世界初上映、エキュメニカル賞スペシャル・メンションを授与され、第22回東京フィルメックスで国内初上映。第52回インド国際映画祭(ゴア)では最高賞にあたる金孔雀賞を、第43回ダーバン国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞。台湾にて劇場公開、国内各地でも半年以上にわたるロングラン上映となった。
同作の公開と並行して、次回長編企画『水虎』などを進行中。文化庁主宰2021年度・日本映画海外展開強化事業の映画作家3名に選ばれ、ユニジャパンの推薦で第72回ベルリン国際映画祭及びヨーロピアンフィルムマーケットに派遣される新進監督4名にも選出された。
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