広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

  1. ホーム >
  2. ニュース >
  3. 全作品ラインナップ&チケット発売日発表!広島国際映画祭2022記者会見

News
ニュース

2022/10/26

全作品ラインナップ&チケット発売日発表!広島国際映画祭2022記者会見

いよいよ、広島国際映画祭2022の開催まであと少しとなりました。
新型コロナウイルス禍の世界は未だ混沌とした状況ですが、今年も「広島国際映画祭2022」は映画の持つ力を広島から世界に発信すべく、安心して参加していただける環境に配慮して
11月18日(金)、19日(土)、20日(日)の3日間開催します。

本日10月26日、上映作品、出演者の発表記者会見を広島市映像文化ライブラリーにて行いました。
今年は、NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー、横川シネマに加え八丁座・壱でも上映プログラムを準備しております。

チケット情報解禁日・発売日決定!
チケット情報解禁:10月28日15時(予定)
チケット販売日:11月1日〜

広島国際映画祭のTwitterをフォローして最新情報をチェック!➡︎https://twitter.com/hiff_jp

 


特別招待作品|河村光庸プロデューサー追悼

映画『ヴィレッジ』告知
監督: 藤井道人

<あらすじ>
夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す――。


『ひらいて』
監督: 首藤凜
2021年/日本/121分


©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会

<あらすじ>
高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”(作間龍斗)にずっと片思いをしている。彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。「たとえに、恋人がいるのではないかー」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりが密かに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪(芋生悠)だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かしたー。「もう、爆発しそうー」愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで・・・。
これは、誰にも言えない、わたしたちの本当のホント。反感?共感?劇場で確かめてください!

公式サイト


『MOTHER マザー』
監督: 大森立嗣
2020年/日本/126分


(C)2020「MOTHER 」製作委員会

<あらすじ>
実在の「少年による祖父母殺害事件」に着想を得た衝撃の人間ドラマ。『新聞記者』の河村光庸プロデューサーと『日日是好日』の大森立嗣監督がタッグを組み、加害少年とその母親との闇に切り込んでいく。男たちとゆきずりの関係を持ち、その場しのぎで生きてきたシングルマザーの秋子(長澤まさみ)と歪んだ愛に応えようとする息子の周平(奥平大兼)。
しだいに社会から孤立していくなかで生まれた絆は、成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせる。


Netflixシリーズ『新聞記者』
監督: 藤井道人
2020年/日本/45分 全6話

<あらすじ>
いかなる同調圧力にも屈せず、政権の疑惑を追及する東都新聞記者・松田杏奈。「国民には知る権利があり、メディアには伝える責務がある」との信念を貫く彼女は、官邸記者会見で忖度なしの質問を連発。新聞業界でも異端視されている。そんなある日、とんでもないスクープが世間を震撼させた。官邸の意を受けた中部財務局が、首相夫人と関係の深い学校法人に対して格安で国有地を売却したというのだ。別件の助成金詐欺事件を追っていた彼女は、同時に「栄進学園問題」についても調べ始める。
若手官僚の村上真一は葛藤を抱えていた。国民に尽くすという理想に燃えて経済産業省に入省。官邸の総理補佐官室に抜擢され、総理夫人秘書として業務に邁進してきた。財務省に出向き、理財局長に直接「総理のご意向」を伝えたのも彼だ。それが国民の利益につながると信じていた。だが、「栄新学園問題」が明るみに出たことで立場は一変。内閣情報調査室へ転属を言い渡される。 「栄進学園問題」は、現場の人間にも重くのしかかった。中部理財局の職員・鈴木和也はある晩、信頼する上司から電話で職場に呼び戻される。そこで待っていたのは、首相の国会答弁に合わせて全ての文書を改ざんせよという指示だった。民主主義と公務員のモラルを根底から否定する行為に、正義感の強い鈴木は当初ただ一人抵抗したが、不正に加担することを強いられ、追い詰められて精神のバランスを崩していく。妻の真弓は力を尽くし、夫を支えようと必死になるが、その甲斐もなく鈴木はさらに憔悴して行く。
就活中の大学生・木下亮は、新聞配達のアルバイトで学費を稼いでいる。政治には興味も知識もない。新聞の一面に踊る「栄進学園問題」も、遠い世界の出来事に思える。自分一人が頑張っても世界は変わらない。ずっとそう思って生きてきた。だが、公文書改ざんの事件に巻き込まれ、その運命は否応なく変えられてしまう。生まれて初めて抱いた憤りのなか、彼は1人の女性記者と出会う。 すべての責任を現場に押しつけ、生き残りを図る組織の論理。圧殺される個の想いと、それを受け継ごうと闘う人々。メディア、官僚、市井の人々─それぞれの正義がせめぎ合う中、葬られた事件の真相に迫っていく─。


他映画祭との初のコラボレーション企画

第17回難民映画祭2022
第17回難民映画祭2022 のラインナップから1作品を上映

『Mediterraneo: The Law of the Sea』地中海のライフガードたち
監督: マルセル・バレナ
2021年/スペイン、ギリシャ/109分

<あらすじ>
シリア難民を救出しようと奮闘するスペイン人ライフガードたちの姿を描く実話に基づくドラマ。2015年秋のこと。地中海で溺死した少年の心痛む写真を見たスペイン人のライフガード、オスカーとジェラールの2人は、ギリシャのレスボス島へ向かう。彼らは到着して衝撃的な現実を目の当たりにする。それは、武力紛争や自国の悲惨な状況から逃れ、最も不安定な船で海を渡って毎日何千人もの人々が命をかけていることだ。そしてなにより、誰も救助活動をしていないことに突き動かされる。 エスターやニコ、その他のメンバーとともに、当局が誰もやらない仕事をするために闘いながら、何千人もの人々に支援を提供する。この旅は、関わるすべての人間にとって、彼らの人生を永遠に変えることになるオデッセイに変わるだろう。


『リスト:彼らが手にしていたもの』
2022年/日本/9分 朗読劇


©️2022 世界難民の日パートナーズ

<あらすじ>
2022年5月、紛争、暴力、人権侵害、迫害により故郷を追われた人々の数が史上初めて1億人を超えました。彼らがわずか10分たらずという時間の中で家から持ち出したもののリストと、その時を振り返った言葉とは。




ひろしま国際平和文化祭 ひろしまアニメーションシーズン2022
傑作選&H-AIR(レジデンス)特集


三井不動産リアルティ中国 Presents
ひろしまアニメーションシーズン2022 コンペティション 受賞作品

■ワールド・コンペティション:物語の冒険
カテゴリ賞・観客賞・グランプリ
『ダーウィンの手記』監督:ジョルジュ・シュヴィッツゲーベル(スイス/9分)

■ワールド・コンペティション:寓話の現在
観客賞
『皮膜』監督:ジョアシャン・エリセ(フランス/15分)

■ワールド・コンペティション:こどもたちのために
審査員個人賞:宮嶋龍太郎 賞
『自然なお話』監督:マルセル・バレリ(スイス/5分)

■ワールド・コンペティション:光の詩
観客賞
『群体(ズーン)』監督:ヨナタン・シュヴェンク(ドイツ/4分)

■ワールド・コンペティション:社会への眼差し
審査員個人賞:藤岡朝子 賞
『おなかに感じるあの感覚』監督:マルコ・ジェシカ(クロアチア/13分)

■環太平洋・アジアコンペティション
謝文明賞
『獣』監督:ヒューゴ・コバルビアス(チリ/15分


H-AIR(レジデンス)特集

■ナタ・メトルーク作品
『awkward』(アメリカ/4分)
『reguler』(アメリカ/5分)

■マフブーベフ・カライ作品
『Japanese Words』(イラン/1分10秒)
『sink』(イラン/3分30秒)
『The Fourth wall』(イラン/10分)

公式サイト


ティーチイン

・金子 雅和監督 45分
・丈 監 督 45分
・片渕 須直監督 120分


広島県美術展

<大賞>
『戦後77年 祖父母と辿る戦争の記憶』
島田 拓空也・大路 真由
<優秀賞>
『視暗暗聴』
太山 恵介
<奨励賞>
『どのみち おのみち もっぱら しょうばら』
かずき
『女のなんてことない体』
曽利久 珠由




■字幕・翻訳

安田女子大学文学部英語英米文学科・通訳専攻の学生が、「広島国際映画祭2022」で放映するトークショー(事前収録済)の字幕付け作業を担当します。翻訳者がどのような翻訳過程を通じ、質の高い翻訳に到達するかを授業で学びながら翻訳を行っています。
「広島国際映画祭」とのコラボレーションは昨年に引き続き4回目となり、この取り組みは次年度以降も継続していく予定です。




※やむを得ない事情により、上映作品・出演者がキャンセル・変更になる場合があります

 

« »