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11月22日、NTTクレドホール第2会場第4控室で『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の監督である片渕須直監督の記者会見が行われました。
片渕監督が登場すると、一斉に拍手が沸き起こり、監督は少々驚いた様子で記者会見が始まりました。「新しい映画となってこの場所に戻ってくることができました。舞台となっている広島や呉の方に応援してもらえれば嬉しいです」と挨拶。
片渕監督は、「2016年公開『この世界の片隅に』の異例大ヒットの要因は何か」という記者からの質問に、「アニメーションはいろいろな可能性や、いろいろなことを語れる表現の一部です。今回の作品は、自分たちのこととして見ている60~80歳の方から支持を受けています」と、語りました。
また、「本日上映した作品はまだ未完成であり、これから昭和20年の秋をもう少し足します。新しい作品ができたからといって前の作品をなかったものにするのではなく、それぞれを違う作品とし、比べながら見ていただきたいです」と監督は楽しそうに語り、記者会見は終わりました。
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