News
ニュース
HIFF国際短編映画コンペティションの審査員長が、イラン出身で現在はアメリカで制作活動を続けるアミール・ナデリ氏に決まりました。
ナデリ監督はイランでスチール・カメラマンとして活動後、脱獄犯を主人公とする犯罪映画『さらば、友よ(Good By Friend)』(71)で映画監督デビュー。続く『タンナ(Tangna)』(73)、『タングスィール(Tangsir)』(73)などで高く評価され興行的にも成功をおさめました。その後、アッバス・キアロスタミらとともに児童青少年知育協会(カヌーン)をベースに活動。独自のスタイルをもった児童映画を監督し、2作連続でフランスのナント三大陸映画祭最優秀作品賞を受賞。イラン映画が海外で評価されるきっかけを作りました。その後はアメリカに移住し、ニューヨークをベースに活動しています。『マンハッタン・バイ・ナンバーズ』(89)はヴェネチア映画祭、『A,B,C, マンハッタン(A,B.C….Manhattan)』(97)がカンヌ映画祭「ある視点」部門、『ベガス』(08)はヴェネチア映画祭コンペティションで上映されました。2011年、西島秀俊を主演に迎え日本で撮影した『CUT』を監督。最新作はヴェネチア映画祭で上映された『マジック・ランタン』(18)です。
HIFFではイタリアで全編を撮影した『山<モンテ>』(16)を上映します。
© 2016 Citrullo International, Zivago Media, Cineric, Ciné-sud Promotion. Licensed by TVCO. All rights reserved.
広島国際映画祭2019審査委員長/映画監督 アミール・ナデリ(Amir Naderi)
« 500本のCMを手がけた小松監督の映像センスが光る「もち」と「たまたま」上映と演出技に迫るトークショー!コンペ作品審査員長 アミール・ナデリ監督 イタリアでのオールロケ撮影「山<モンテ>」上映と作品に込めた熱い想いを聞くトークショー »