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多くのCM映像やミュージックビデオを手がけた小松真弓監督が、800年前の景観とほぼ近い姿で奇跡的に守られてきた岩手県一関市特有の食文化である〝もち″をテーマにした作品を上映します。出演者は全員住民で、言葉や伝統、感情をありのままの形で残すノンフィクションのようなフィクションです。原案・脚本を手がけた監督デビュー作「たまたま」も上映。独特の映像センスと演出法に迫るトークもお楽しみに!
「もち」Ⓒ2018 タビト・マガジンハウス
〈あらすじ〉
「もち」
岩手県一関市骨寺に住む14歳のユナ。おばあちゃんの葬式で、臼と杵でつく昔ながらの方法で餅をつきたいと言い張るおじいちゃん。家族は餅つき機でも同じようにできると説得するが…。ユナはおじいちゃんの心の機微を感じてそっと寄り添う。思春期の主人公が放つ「今」を生きるみずみずしさが心を揺さぶり、大切な「何か」を問いかける。
監督:小松 真弓
出演:佐藤 由奈 蓬田 稔 佐藤 詩萌 佐々木 俊 他
【2020年春、ユーロスペース他 全国ロードショー】
「たまたま」
蒼井優を主演にアイルランドの美しい風景にのせて描くファンタジー
監督・脚本・原案:小松 真弓
出演:蒼井 優
【上映日程】
「もち」mochi(2018/日本/61分)
「たまたま」Tamatama(2011/日本/53分)
11月23日(土)上映19:00〜@横川シネマ
※やむを得ない事情により開映時間、登壇者等が変更になる場合があります。
小松 真弓氏(Mayumi Komatsu)
広島県福山生まれ、神奈川県茅ケ崎育ち。2011年よりフリーランスの映像ディレクターとして活躍。生き生きとした表情を引き出す独特の演出や細部の美こだわった映像美に定評があり、これまでに500本以上のCMを手がけている。TV-CMの企画・演出を中心に、映画や脚本などフィールドを広げている。
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