『第2回新県美展』映像系入選作品の上映会が行われました。今回上映されたのは、優秀賞2作品と奨励賞1作品を含む計13作品。また、入選者から5名をゲストとしてお招きし、広島FMでもDJパーソナリティを務める宮前道子さんとトークショーを行いました。
今回の新県美展入選者の多くは現役の学生たち。そのため上映会には、若くエネルギッシュな才能にあふれた作品が集まりました。5分という時間制限を設けられた映像作品とはいえジャンルは様々。実写や写真、自作のイラストなど、多様な素材を用いて、独自のストーリーが表現されています。トークショーでは、ゲストそれぞれの作品に対する思いや、製作の動機など、作者本人にしか語ることのできないお話を披露していただきました。
ゲストとしてお越しいただいた「盲目の足取り、恋する男」の作者である篠原祐木さんは「昨年よりもバラエティに富んだジャンルの作品に触れられてよかった。これからも、ジャンルの幅を広げつつ、内容の深さをも追求した作品づくりに取り組みたい」と語りました。また、今回の美展で奨励賞を受賞した「Twister Game」の作者である橋浦脩人さんは「(他の入選者の作品を観て)競争意識が生まれた。“映像で広島を盛り上げたい”という同じ夢を持った他の入選者と触れ合う機会になりよかった」と上映会を振り返りました。
上映会では、広島国際映画祭代表の部谷京子が「世界に向けて、広島の作品を発信してください」とゲストにエールを送る場面も見られました。今後も広島国際映画祭では新県美展映像部門入選作品の上映会を行う予定です。未来の入選者たちと共に“映像で広島を盛り上げる”活動に全力で取り組んでいきます!
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