クロージング作品「想いのこし」(2014年)の上映に先立ち、平川雄一朗監督と出演した木南晴夏さんのトークショーがありました。
「想いのこし」は11月22日から全国公開される作品。金と女にだらしない主人公のガジロウ(岡田将生)が、この世に想いを残して亡くなったユウコ(広末涼子)らの願いを叶えるために奔走する物語。木南さんは、結婚式を目前に控えながら亡くなるポールダンサーのルカを演じました。
「原作を読んで面白いな、と感じた後に映画出演の話があり、うれしかった」という木南さん。大変だったのは、ポールダンスのシーン。撮影の約2カ月前から特訓を始め、アザだらけになったそう。
平川監督も「スタジオで撮影したポールダンスの場面は妥協できないシーンだったので、力が入りました」と話すと、木南さんも「きつかったけど、私たちも納得するまで踊りたかった」と俳優魂を垣間見せていました。
作品について、木南さんは「映画に織り込まれたエピソードはどれも、共感してもらえると思います。その感動を大切な人につなげてほしい」。前作の「ツナグ」から「死者の想い」という作品テーマが続いているという平川監督は「作り手の想いも詰まっています。気楽に笑って泣いて、楽しんでほしい」とのメッセージを残しました。
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