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11月19日、20日、21日の三日間、NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー、横川シネマ(1日目のみ)を会場に開催された広島国際映画祭2021の閉幕式が、NTTクレドホール第1会場で行われました。司会進行は日本語がキムラミチタさん、英語がポーリン・ボールドウィンさん。ゲストは『この世界の片隅に』の片渕須直監督、『少女』、『DIVOC-12』の三島有紀子監督です。
初めに湯崎英彦広島県知事からの挨拶を環境県民局総括官の山中裕之さんが代読、映画祭の文化貢献を讃えました。続いて登壇されたイム・シフン駐広島大韓民国総領事館・総領事は、映画を通しての更なる文化交流の継続を提唱しました。
そして閉幕式が始まりました。初参加の三島監督は、昨年参加した映画祭は全てリモートで人前に出るイベントは久々に嬉しそうでした。崇徳高校新聞部の生徒からの映画って何との質問に、自分が映画に救われた経験から命綱になるような映画を作りたいと希望を述べました。
映画祭13回のうち最多10回参加の片渕監督は、毎年毎年よく話すことがあったなと思いながら気が付くとここに立っている幸せを感じ「また呼んでください」との発言に、部谷京子代表がすかさず「片渕監督は永久ゲストです」と感慨深く話し、嬉しそうでした。
最後に部谷HIFF代表が「今年は本当に楽しかったです。映画祭初めての監督と出会えたし」と発した後、来年は外国のゲストも呼びたいと強く誓いました。再来年の第15回に向け「来年また、この会場で会いましょう」と高らかに閉幕を宣言すると、会場は大きな拍手に包まれました。