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「大林宣彦監督セレクション」では、大林監督自身の選出による作品4本を上映します。会場は広島映像文化ライブラリーとなります。‟映像の魔術師”と言われる大林ワールドをたっぷり堪能してください。
大林監督は1938年広島県尾道市生まれ。CMディレクターとして多くのヒットCM作品を手がけた後に商業映画にも進出。映像の魔術師と言われ、故郷の尾道を舞台にした“尾道三部作”でも知られる。『この空の花』『野のなななのか』『花筐/HANAGATAMI』は大林宣彦的“戦争三部作”となる。現在がん告知を受けながらも映画製作活動を通して力強いメッセージを伝えている。多くの映画賞にも輝く偉大なレジェンドです。
大林宣彦監督セレクションは広島国際映画祭2019のチケット(一般1日券。指定席券)でもご入場いただけます。
『野のなななのか』(2014/日本/171分)英語字幕
北海道、芦別市。医師を辞めて古物商を営む鈴木光男(品川徹)が92歳で他界した。離れ離れに暮らしていた鈴木家の人々が光男の葬儀のために古里に集まり、そして、謎の女・清水信子(常盤貴子)も舞い戻る。死者と生者、過去と現在が入り交じり、戦争の時代の光男の過去が浮かび上がる…。
監督/大林宣彦 出演/品川 徹、寺島 咲、常盤貴子、山崎紘菜
【上映日程】
11月22日(金)上映13:00~@広島映像文化ライブラリー
鑑賞料/大人380円、シニア(65歳以上)180円、高校生180円、小・中学生無料
※広島国際映画祭2019のチケット(一般1日券。指定席券)でもご入場いただけます。
※上映開始30分後からの入場はおことわりします。
『異人たちとの夏』(1988/日本/108分)
第1回山本周五郎賞を受賞した山田太一の原作を、市川森一が脚色。シナリオライターの原田(風間杜夫)は、生まれ育った浅草を訪れ、12歳の時に死別したはずの両親と再会する。ファンタジックな展開で、忘れかけていた心のふれあいを蘇らせる大人のメルヘン。
監督/大林宣彦 出演/風間杜夫、秋吉久美子、片岡鶴太郎、名取裕子
【上映日程】
11月22日(金)上映18:00~@広島映像文化ライブラリー
鑑賞料/大人510円、シニア(65歳以上)250円、高校生250円、小・中学生無料
※広島国際映画祭2019のチケット(一般1日券。指定席券)でもご入場いただけます。
※上映開始30分後からの入場はおことわりします。
『野ゆき山ゆき海べゆき』(1986/日本/135分)
原作は、佐藤春夫の小説『わんぱく時代』。主人公の総太郎(林泰文)は、年上の少女・お昌ちゃん(鷲尾いさ子)に思いを寄せ、ガキ大将たちと戦争ごっこを繰り広げる。尾道や鞆にロケーションし、戦争が影を落とす時代の少年の日々を描く。
監督/大林宣彦 出演/鷲尾いさ子、佐藤浩市、林 泰文、三浦友和
【上映日程】
11月23日(土・祝)上映10:30~@広島映像文化ライブラリー
鑑賞料/大人510円、シニア(65歳以上)250円、高校生250円、小・中学生無料
※広島国際映画祭2019のチケット(一般1日券。指定席券)でもご入場いただけます。
※上映開始30分後からの入場はおことわりします。
Ⓒ1995 アミューズ/プライドワン/ピーエスシー
『あした』(1995/日本/141分)
小型客船・呼子丸が尾道沖で嵐のために遭難し乗客全員が帰らぬ人となる。3カ月後、不思議なメッセージに導かれて、残された家族や恋人が呼子浜で死者たちと束の間の再会を果たす。かけがえのない人との絆と別れを描く、“新尾道三部作”の第2作。
監督/大林宣彦 出演/高橋かおり、峰岸 徹、多岐川裕美、植木 等
【上映日程】
11月23日(土・祝)上映14:30~@広島映像文化ライブラリー
鑑賞料/大人510円、シニア(65歳以上)250円、高校生250円、小・中学生無料
※広島国際映画祭2019のチケット(一般1日券。指定席券)でもご入場いただけます。
※上映開始30分後からの入場はおことわりします。
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