笑いや感動の要素を散りばめたファンタジー性のある物語を得意とする、クアン・ハイー・リン監督初の長編映画「怪奇温泉旅館」を上映します。温泉旅館を舞台にした台湾のホラーコメディで、ユーモアを交えた演出が温かさと希望に満ちた作風となっています。上映後にはクアン・ハイー・リン監督とプロデューサーの ハッピー・キョ氏を迎え、撮影エピソードなどについて聞きます。

 

＜あらすじ＞
落第を繰り返す高校生のシャオジンは、祖父母が経営する温泉旅館を訪ねることに。クラスメート２人もついて来た。ところが旅館には幽霊が…。３人は友情を深めながら真相に近付いていく。

 

監督・脚本：クアン・ハイー・リン

 

出演：チャン・ティンフ、ホン・イェンシャン、リン・ホーシュエン、グオ・シューヤオ　他

 

【上映日程】
「怪奇温泉旅館」（2018/台湾/109分）
11月22日（金）上映16：30～＠NTTクレドホール
※やむを得ない事情により開映時間、登壇者等が変更になる場合があります。

監督：クアン・ハイー・リン氏　

国立台北芸術大学映画創作大学院を修了（演出専攻）。短編作品「時代照相館<Time Lapse>」で2010年、第２回ダマー映画祭inヒロシマ（広島国際映画祭の前身）のヒロシマグランプリに輝く。初の長編映画「怪奇温泉旅館」は、韓国の富川国際ファンタスティック映画祭2018のワールド・ファンタスティック・ブルー部門に選出された。台北映画賞2019では助演男優賞（リン・ホーシュエン）とメイクアップ＆衣装デザイン賞を受賞した。

 

プロデューサー：ハッピー・キョ氏　

東呉大学日本語学科卒業。2015年、クアン・ハイー・リンとマクガフィン映画製作有限会社を設立。プロデューサーのほか監督やプロダクションデザインの業務も担当する。主なプロデュース作品は「怪奇温泉旅館」、「私たちは未熟な家族（我們全家不太熟）」、「ポニーとミニーの初恋（寶米恰恰）」、テレビ映画「私のお母さん（我的媽媽）」など。