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呉市で生まれ育った迫田公介監督が、故郷を舞台に制作した初の長編映画「君がいる、いた、そんな時。」の上映と、迫田監督、スペシャルゲストに小島藤子さんをお迎えしてのトークも行います。
来年公開の本作のワールドプレミア上映となります。本作は呉でオールロケが行われ、主人公が通う小学校も地元の協力により撮影場所となりました。主役のひとりの香山涼太役やそのクラスメイト役も地元の小学生から選ぶなど、地元にこだわった作品となっています。迫田監督は「多くの人に支えられて作った。みんなに見てほしい」と熱を込めて呼びかけています。
©とび級プログラム
〈あらすじ〉
小学6年生の岸本正哉(マサマヨール忠)は、フィリピン人と日本人のハーフの男の子。何かにつけてクラスのいじめっ子たちからちょっかいを受けていた。そんな彼の学校でのよりどころは優しく見守ってくれる新任司書・山崎祥子(小島藤子)と過ごす図書室だけだ。ある時、正哉と祥子は放送委員の香山涼太(坂本いろは)が企てる特別放送に巻き込まれる。不器用な3人は、日常で抱えている問題を隠しながら特別放送の放送日を迎えるが・・・。
監督・脚本・プロデューサー:迫田公介
出演:マサマヨール忠、坂本いろは、小島藤子、 おだしずえ、阪田マサノブ、横山雄二 他
【上映日程】
「君がいる、いた、そんな時。」(2019/日本/85分)
11月22日(金)上映20:00〜@NTTクレドホール
※やむを得ない事情により開映時間、登壇者等が変更になる場合があります。
映画監督 迫田 公介 氏(Kousuke Sakoda)
1977年、呉市出身。2004年、ニューシネマワークショップ在学中に短編映画『この窓、むこうがわ』を監督。卒業後制作した短編映画『の、なかに』と共に国内外の映画祭に入選、招待上映された。長編映画準備中にうつ病となり3 年間の療養、入退院を経て中編映画『父の愛人』(出演:麻丘めぐみ)で復帰。同作品は中編映画としては異例となる劇場公開を果たした。
小島藤子
1993年東京都出身。2008年テレビ朝日『キミ犯人じゃないよね?』で女優デビュー、
2009年TBS『小公女セイラ』の真里亜役で注目を集める。
代表作にNHKの大河ドラマ『花燃ゆ』(15)、NHKの連続テレビ小説『カーネーション』(12)
『ひよっこ』(17)の他、映画では、『馬の骨』(18)にて映画初主演。主な作品に
『書道ガールズ!!私たちの甲子園』(10)、『HiGH&LOW THE MOVIE』(16)『青空エール』(16)、
『氷菓』(17)、『この道』(19)など。FODオリジナルドラマで地上波放送された
『百合だのかんだの』が話題を呼ぶ。
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