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日露戦争時代のロシア兵捕虜と日本人看護師との恋、現代に至るまでの2人の数奇な運命を描く壮大な愛の物語。日露合作プロジェクトで始まった本作は、ロシアのオレンブルグ国際映画祭で観客グランプリ特別賞を受賞するなどロシアでも高い評価を受け、ロシアでの公開も決定しています。原作は第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝いた同名ラジオドラマ。作品上映後には、プロデューサーの益田祐美子さんと、原作の同名ラジオドラマを制作した田中和彦さんをゲストに迎え、作品の誕生秘話や撮影エピソードについて聞きます。
©2019「ソローキンの見た桜」製作委員会
<あらすじ>
2018年、駆け出しのTVディレクター桜子は、ロシア人墓地の取材でロシアに行くことになるが興味を持てないでいた。しかし祖母から自身のルーツがロシアにあること、さらにロシア兵将校ソローキンと看護師ゆいの日記をひも解いていくうちに衝撃の事実を知る。
監督・脚本:井上雅貴
出演:阿部純子、ロデオン・ガリュチェンコ、斎藤工、イッセー尾形 ほか
【上映日程】
「ソローキンの見た桜」The prisoner of sakura(2019/日本・ロシア/111分)
11月23日(土)上映10:00~@横川シネマ
※やむを得ない事情により開映時間、登壇者等が変更になる場合があります。
プロデューサー 益田祐美子(Yumiko Masuda)
1961年生まれ、岐阜県出身。雑誌記者を経て2003年にイランとの合作映画『風の絨毯』製作から映画プロデューサーに。近年の作品では、時川英之監督『シネマの天使』(15)や金子修介『こいのわ 婚活クルージング』(17)、尹美亜監督の『一陽来復 Life Goes On』(18)などをプロデュースした。平成プロジェクト代表。
原作 田中和彦(Kazuhiko Tanaka)
1954年生まれ、愛媛県出身。南海放送にアナウンサーとして入社してニュースやキャスター、スポーツ中継、ラジオ番組を担当。ライフワークとしてふるさとの歴史再発掘をテーマにしたオリジナルのラジオドラマ制作(30作以上)を手がける。1985年「赤シャツの逆襲」で文化庁芸術祭賞、2005年「ソローキンの見た桜」で第1回日本放送文化大賞ラジオ・グランプリ受賞。現在は南海放送代表取締役社長。
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