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ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族の姿を描く本作は、2016年の公開時から大きな反響をよび第40回モントリオール世界映画祭、第21回釜山国際映画祭などに出品され、第40回日本アカデミー賞、第41回報知映画賞などを受賞しました。
HIFFでは作品上映後に音楽を手掛けた広島市出身の渡邊崇さんを迎え、映画音楽の果たす役割などについて聞きます。
〈あらすじ〉
銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父(オダギリジョー)が出奔して銭湯は休業状態。母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さでパートをしながら娘(杉咲花)を育てていた。そんなある日、双葉は「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく…。
監督・脚本:中野量太 出演:宮沢りえ、杉咲花、松坂桃李、オダギリジョーほか
【上映日程】
「湯を沸かすほどの熱い愛」バリアフリー版(2016/日本/125分)
11月24日(日)上映10:30〜 @NTTクレドホール
◆バリアフリー版は視覚聴覚障害の方や車椅子で来場の方にも映画を楽しんでいただけます。作品はバリアフリー字幕付きの映像で、会場全体に音声ガイドを流します。上映前のアナウンス、上映後のトークセッションでは要約筆記と手話通訳を行います。一般の方も入場いただけますので、是非この機会にお誘い合わせのうえご来場ください。
※やむを得ない事情により開映時間、登壇者等が変更になる場合があります。
音楽監督 渡邊 崇 氏(Takashi Watanabe)
1976年、広島市出身。第37回(2013「舟を編む」)日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。
映画、CM等の映像音楽をはじめ、室内楽コンサート用に楽曲を書き下ろすなど幅広い活動を続けている。音楽を担当した平林勇監督作品「663114」がベルリン国際映画祭で特別表彰、毎日映画コンクール大藤信郎賞などを受賞。他にも携わった映画がカンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭など多くの映画祭で上映されている。大阪音楽大学准教授。
音楽担当作品:中野量太監督「長いお別れ」、松尾スズキ監督「108〜海馬五郎の復讐と冒険〜」、永井聡監督「帝一の國」、石井裕也監督「夜空はいつでも最高密度の青色だ」等多数。
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