第一回『広島国際映画祭』が本日より3日間(11月14日~11月16日)の日程で開幕しました。この映画祭は、2009年から2013年まで「ダマー映画祭 in ヒロシマ」と称され、広く親しまれてきました。しかし今年から、その名を改め「広島国際映画祭」として、「ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画祭」をコンセプトに生まれ変わりました。広島市中区基町のNTTクレドホールで18時より開始された開会式は、その生誕を祝いに訪れた多くの人々で賑わいました。
『広島国際映画祭』代表を務める部谷京子の開会宣言によって幕開けを迎えた開会式は終始和やかな雰囲気の中で行われました。広島環境県民局長の中山雅文氏によるスピーチの後、司会によるコンペティション部門の審査員5名とコンペティション部門最終ノミネート作品監督・出演者の紹介、続いて特別ゲスト7名の紹介がありました。その後、檀上で行われたフォトセッションでは、出席者全員の集合写真を収める機会が設けられました。
代表の部谷氏は開会宣言で「より国際的で親しみやすく、みなさんに愛され、育ててもらえるものへとなって欲しい」と、映画祭に対する思いを語りました。その言葉通り、コンペティション部門には観客によって選考された作品に与えられる“観客賞”が用意されています。今夜、新しい一歩を踏み出した、『広島国際映画祭』。みなさんも、是非会場に足を運んで、映画祭に“参加”してみてはいかがでしょうか。