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11月23日(土)、イギリス人映画監督のリチャード・レイモンドさんが、国際短編映画コンペティションAで上映される『ミリオン・アイズ』の上映に伴い来広されました。
レイモンド監督は現在、佐々木禎子と「サダコと千羽鶴」の著者エレノア・コアの物語を描く長編映画『One Thousand Paper Cranes(千羽鶴)』を製作中です。
登壇前には、原爆投下後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんの親族と共に平和の子の像を訪れ、千羽鶴とともに平和への祈りを捧げました。
その後、報道関係者による取材では、「サダコは伝説ではなく実在する女の子」と話すレイモンド監督。
現在制作中の映画は、戦争の悲惨さを伝えるだけではなく「サダコという女の子の美しい人生をみんなに知ってもらいたい」と思いを伝えました。
禎子さんの親族は「平和はみんなの心で作るもの」と答え、戦争を知る者が少なくなった今、作品を通して改めて平和への向き合い方を問いかけました。
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