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11月23日(土)10:00から、横川シネマで映画『ソローキンの見た桜』が上映されました。
上映後は、原作者の田中和彦さん、益田祐美子プロデューサー、出演者で歌手の対馬一誠さんが飛び入りで登壇し、トークショーが始まりました。聞き手はラジオパーソナリティの堀江智子さんです。
本作は日露戦争時代の愛媛県・松山の捕虜収容所で、捕虜のロシア兵を人道的に扱ったという歴史に基づいています。「まさに“奇妙な2年間”」と話す原作者の田中さんは愛媛県の放送局、南海放送の取締役兼社長でもあります。「多くのラジオドラマをつくってきたが、日露戦争100周年の年に明治の日本人の気高さを後世に伝えたかった」と、原作を制作したきっかけを話します。
田中さんが益田さんに提案し制作されることになったというこの作品。特に美術にはお金がかかったそうで、「看護師の衣装は手作りした。ロシア兵の衣装も日本にはなかったから、ロシアからもってきた」と益田さんは振り返ります。
ボイスマン役のアレクサンドル・ドモガロフさんはロシアでは国民的俳優。益田さんが直接ロシアにいって出演交渉しました。「この歴史を伝えたら興味を持ってくれて、快諾してくれた」。そうです。
映画に出演した対馬さんは長崎県対馬生まれの歌手です。「対馬沖海戦(日本海海戦)で、5千人のロシア人が対馬沖に眠っている。この歴史は対馬とも関係がある」と出演のきっかけを話しました。「俳優の迫真の演技に感動した。あのような迫真さのある歌唱ができるよう、勉強していきたい」と話しました。
本作はロシアの映画祭でも上映されましたが、主演の阿部純子さんについて「ロシアではジュンコ、ジュンコとたくさんのラブコールがあった」と益田さん。田中さんは「ロシアでは女性に大きなハグをされ、「あの話は本当なのか」と聞かれた。「そうだ」と伝えたら、とても感動していた」と振り返ります。
本作は、G20で安倍首相とプーチン大統領に紹介されたそうです。プーチン大統領は「ロシアと日本を文化でつないでいければ。このようなロシアと日本の合作の映画がまたあればよいと思う」と話していたと聞いたと益田さん。 最後に、観客から次回作の予定について聞かれた田中さんは「ラジオドラマと違って映画は予算もかかるし大変」と正直な答え。トークショーの終わりには会場から大きな拍手が上がりました。
上映後は、原作者の田中和彦さん、益田祐美子プロデューサー、出演者で歌手の対馬一誠さんが飛び入りで登壇し、トークショーが始まりました。聞き手はラジオパーソナリティの堀江智子さんです。
本作は日露戦争時代の愛媛県・松山の捕虜収容所で、捕虜のロシア兵を人道的に扱ったという歴史に基づいています。「まさに“奇妙な2年間”」と話す原作者の田中さんは愛媛県の放送局、南海放送の取締役兼社長でもあります。「多くのラジオドラマをつくってきたが、日露戦争100周年の年に明治の日本人の気高さを後世に伝えたかった」と、原作を制作したきっかけを話します。
田中さんが益田さんに提案し制作されることになったというこの作品。特に美術にはお金がかかったそうで、「看護師の衣装は手作りした。ロシア兵の衣装も日本にはなかったから、ロシアからもってきた」と益田さんは振り返ります。
ボイスマン役のアレクサンドル・ドモガロフさんはロシアでは国民的俳優。益田さんが直接ロシアにいって出演交渉しました。「この歴史を伝えたら興味を持ってくれて、快諾してくれた」。そうです。
映画に出演した対馬さんは長崎県対馬生まれの歌手です。「対馬沖海戦(日本海海戦)で、5千人のロシア人が対馬沖に眠っている。この歴史は対馬とも関係がある」と出演のきっかけを話しました。「俳優の迫真の演技に感動した。あのような迫真さのある歌唱ができるよう、勉強していきたい」と話しました。
本作はロシアの映画祭でも上映されましたが、主演の阿部純子さんについて「ロシアではジュンコ、ジュンコとたくさんのラブコールがあった」と益田さん。田中さんは「ロシアでは女性に大きなハグをされ、「あの話は本当なのか」と聞かれた。「そうだ」と伝えたら、とても感動していた」と振り返ります。
本作は、G20で安倍首相とプーチン大統領に紹介されたそうです。プーチン大統領は「ロシアと日本を文化でつないでいければ。このようなロシアと日本の合作の映画がまたあればよいと思う」と話していたと聞いたと益田さん。 最後に、観客から次回作の予定について聞かれた田中さんは「ラジオドラマと違って映画は予算もかかるし大変」と正直な答え。トークショーの終わりには会場から大きな拍手が上がりました。