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11月22日(土)12:00から、NTTクレドホールにて開幕式が行われました。司会は、広島テレビ澤村優輝・アナウンサーと、通訳の上綱朋彦さん。
まずは、広島市長・松井一實市長から「ダマー映画祭から10年以上、ここまで開催してこられたのはたくさんの方々の支えがあったから。今回は、大林宣彦監督の最新作品の先行上映、この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の特別先行上映など、広島にとって特別な映画祭となる。広島が、国籍や言語を越えて、平和を願う交流の場となり、ここから新たな才能が開花・発展していくことを願う」と挨拶がありました。
続いて、沢村アナウンサーが本映画祭を簡単に紹介。国際短編映画コンペティション参加作品は2日目(23日)午後13時、午後15時10分からの上映で、コンペ部門では広島グランプリ審査員特別賞、観客賞を設けており、観客賞について観客に投票を呼びかけました。広島平和映画賞は、今年の広島国際映画祭上映作品の中から、広島の心を世界に発信することに最も寄与した作品が選ばれ、さらなる制作活動に対して送られます。各賞の発表は、3日目(24日)の午後19時からの閉幕式にて行われる予定です。
そして、コンペティション部門のアミール・ナデリ・審査委員長、リリ・リザ・審査委員、前田浩子・審査委員をはじめ、上映作品の監督、ゲスト俳優ら、映画祭参加者がレッドカーペットを歩いて登壇後、最後に大林宣彦監督が登壇し会場を盛り上げました。片渕須直監督は、新作について「今回上映される「この世界のさらにいくつもの片隅に」は30分足しただけだが、今までとは全く新しいものになっている。ゲストと共に広島の方々に迎えられて非常にうれしい」と思いを語りました。
最後に、同映画祭の代表・部谷京子が「今年で11年目を迎えた広島に寄り添う国際映画祭、広島でゲストの方々を迎えられる。おかえりなさい。」と広島弁で感謝の気持ちを表した後、「広島国際映画祭2019」の開幕を宣言。観客の盛大な拍手とともに三日間の同映画祭が始まりました。
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