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ドキュメンタリー映画を中心に世界で高く評価されるリティ・パン監督を国際短編映画コンペティション部門の審査員として招聘します。映画祭の二日目には、カンボジアのクメール・ルージュ時代を扱い、昨年のカンヌ映画祭でワールドプレミアを飾った『エグジール』(2016)を上映。日本ではプレミアとなる『太平洋の防波堤』(2008)も、広島市映像文化ライブラリーで35ミリフィルムを上映します。
リティ・パン監督(1964-)はカンボジア(プノンペン)生まれで、クメール・ルージュ時代に苦しいキャンプ生活を経験。『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち』(2002)、カンヌ国際映画祭のある視点部門グランプリを受賞しアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた『消えた画 クメール・ルージュの真実』(2013)など、クメール・ルージュをテーマにしたドキュメンタリー映画を中心に世界で高く評価されています。「ボパナ視聴覚リソースセンター」、「カンボジア・フィルム・コミッション」を設立するなど、カンボジアの映像文化のけん引役も努められています。
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