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第2回広島国際映画祭2015が本日より4日間(11月20日〜11月23日)の日程で開幕しました。この映画祭は、2009年から2013年まで「ダマー映画祭 in ヒロシマ」と称され、広く親しまれてきており、昨年からその名を改め「広島国際映画祭」として、「ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画祭」をコンセプトに生まれ変わりました。広島市中区基町のNTTクレドホールで19:00より開始された開会式は、その生誕を祝いに訪れた多くの人々で賑わいました。
11月13日(現地時間)に発生したパリでのテロの犠牲者に対する黙祷を捧げたのち、主催者を代表して、湯崎英彦(ゆざきひでひこ)広島県知事から、映画や音楽は平和無しにはありえない、広島国際映画祭が文化発信の担い手として成長していくよう期待していると挨拶がありました。 続いて、松井一實(まついかずみ)広島市長は、広島が平和の架け橋となり、広島国際映画祭にもその役割を担ってほしいと期待を述べました。
その後、広島国際映画祭代表を務める部谷京子の開会宣言によって幕開けしました。 ゲストのアンスティテュ・フランセ九州館長のフランシーヌ・メウールさんからの心のこもったメッセージのあと、駐日ポルトガル大使が、ポルトガルの作品が上映されることを嬉しく思うと、ビデオメッセージを寄せてくださいました。
最後に湯崎広島県知事、松井広島市長、フランシーヌ・メウールさん、フランソワ・ロジェさんと吉田喜重監督、岡田茉莉子さんが酒樽を囲み、鏡開きによって第2回広島国際映画祭2015が開幕しました。
今年は、ミゲル・ゴメス監督による『アラビアン・ナイト』の上映や、シネマテーク・フランセーズのプログラム等、見どころたくさんの広島国際映画祭、是非おいでください。
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