審査員長: 吉田喜重
映画監督
映画監督。戦後映画における松竹ヌーベルバーグの主要な映画作家であり、著名な映画監督。
1933年、日本の福井市生まれ。
1955年、東京大学文学部フランス文学科を卒業。同年、松竹の入社試験を受け、助監督として採用される。 彼は主として木下恵介監督に師事。当時、松竹には著名な小津安二郎監督も在籍していた。 吉田は処女作、「ろくでなし」(1960)によって、映画監督としての道を歩みはじめるとともに、60年代に話題となる松竹ヌーベルバークを先導した。
1962年、後に妻となる岡田茉莉子の出演100本記念となる、『秋津温泉』(962年)を監督する。
1964年、吉田と岡田、二人は結婚。松竹を離れて独立プロダクション、現代映画社を設立する(1966年)。
それ以後、現在に至るまで10本の映画作品、および多数のドキュメンタリーを製作してきた。 彼のもっとも有名な映画は『秋津温泉』、また『鏡の女たち』(2003年)は55回カンヌ映画祭の公式招待作として特別上映された。
2008年、パリのポンピドゥ・センターで吉田喜重回顧上映が行われ、彼の全映画作品とドキュメンタリーの1部が公開された。
主要な映画作品 『秋津温泉』(1962)。『水で書かれた物語』(1965年)。『女のみづうみ』(1965年) 『情炎』(1967年)。『炎と女』(1967年)。『エロス+虐殺』(1969年)。 『煉獄エロイカ』(1970年)。『戒厳令』(1973年)。『人間の約束』(1986年)。 『嵐が丘』(1988年)『鏡の女たち』(2003)
審査員: ダミアン・マニヴェル
映画監督
コンテンポラリー・ダンサーとして活躍後、ル・フレノワ国立現代アートスタジオにて映画を学ぶ。
初短編映画は『Viril』(2007)、2作目の短編は 『Soit sage ô ma douleur』(2008)。2010年に発表した3作目の短編『La Dame au chien (原題、英語:The Lady With a Dog)』(2010)はジャン・ヴィゴ賞を受賞、四作目となる『Un dimanche matin (原題、英語:A Sunday Morning)』(2012)はカンヌ国際映画祭の批評家週間短編大賞を受賞し反響を呼んだ。初長編映画となる『Un jeune poète(英語:A Young Poet、日本語:若き詩人)』(2014)はロカルノ映画祭特別大賞を受賞した。
審査員: 坂本安美
映画批評家
アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任。映画批評家。『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』誌元編集委員。
1996年より旧東京日仏学院にて映画上映の企画・運営を担当。フランスから様々な監督、俳優、映画批評家らを招聘し、映画作品とその上映、そして批評との関係をめぐる野心的な企画をオーガナイズし続けている。 2012年にはロカルノ国際映画祭にてOpera Prima(新人部門)の審査員、2014年のカンヌ国際映画祭では「批評家週間短編作品部門」の審査員を務めた。
特別審査員: 岡田茉莉子
女優
日本映画において現在も活躍しているもっとも有名な女優の一人、戦後の巨匠監督たちの作品に出演。
1933年、東京に生まれる。父はサイレント映画時代の有名な男優、岡田時彦。母は宝塚歌劇のスター、田鶴園子。岡田茉莉子と名付けたのは、著名な小説家、谷崎潤一郎(1886-1965)。
1951年、高校を卒業後、東宝演劇研究所に入る。同年、成瀬巳喜男監督作品、『舞姫』でデビューする。
1957年、岡田は松竹に移籍、小津安二郎、木下恵介、渋谷実といった巨匠の作品に出演。
1962年、岡田は映画出演100本記念として『秋津温泉』を企画、その監督を吉田喜重に依頼する。
吉田と岡田、1964年に結婚。松竹を離れ、独立プロダクション、現代映画社を設立し、10作品を製作した。 なお、『鏡の女たち』(2003)は彼女の出演154本目、そして映画女優50周年にあたる作品である。
主要な映画作品 『舞姫』(1951)、『浮雲』(1955)、『集金旅行』(1957)、『悪女の季節』(1958)、 『秋日和』(1960)、『秋津温泉』(1962)、『秋刀魚の味』(1962)、『香華』(1964) 『水で書かれた物語』(1965)、『女のみづうみ』(1966)、『エロス+虐殺』(1969)、 『煉獄エロイカ』(1970)、『告白的女優論』(1971)、『人間の証明』(1977)、 『鏡の女たち』(2003)
永瀬正敏
俳優
宮崎県生まれ。1983 年『ションベン・ライダー』でデビュー。
1991 年に『息子』で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、他計9映画賞で、主演・助演男優賞を総なめにし、『学校Ⅱ』(96)と『誘拐』(97)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を、そして『隠し剣 鬼の爪』(04)で同優秀主演男優賞を受賞。また、カンヌ国際映画祭芸術貢献賞受賞『ミステリー・トレイン』(89)、ロカルノ国際映画祭グランプリ受賞『アジアン・ビート(香港編)オータム・ムーン』(91)、リミニ国際映画祭グランプリ、エジンバラ国際映画祭監督賞、トリノ国際映画祭審査員特別賞を受賞した『コールド・フィーバー』(95)など90本の映画に出演している。
近作では、2011 年に公開された『毎日かあさん』で日本映画批評家大賞主演男優賞受賞、『スマグラー おまえの未来を運べ』で日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞受賞。また、『KANO』(14)での金馬奨最優秀男優賞ノミネートは、日本人初の快挙となった。カンヌ映画祭・ある視点部門オープニング作品『あん』(15)は、ロングラン公開中。待機作に『64』『後妻業」『Words With Gods 四苦八苦』『十字架』『GOOD YEAR』『5 to 9』他。
写真家としても活動。青森県立美術館、津軽伝承工芸館、みやざきアートセンター等で写真展を開催。昨年の台湾華山1914での「KANO」写真展には7 万人の動員、今年は台湾4箇所での「Mind's mirror-心象-」写真展には10万人の動員を集めた。今後も各都道府県で写真展を開催予定。
ミゲル・ゴメス
映画監督
1972年、リスボン生まれ。映画について学んだ後、2000年までポルトガルのメディアで映画評論を執筆。いくつかの短編映画の監督を務め、初の長編作品『自分に見合った顔』(原題:A Cara que Mereces)を2004年に制作。『私たちの好きな八月(原題:Aquele Querido Mês de Agosto)(2008)、そして『熱波 ( 原題:TABU)』(2012) が、彼の成功と国際的な評価を確立するものとなった。『熱波』は、ベルリン国際映画祭で上映され、アルフ レッド・バウアー賞、および国際批評家連盟賞を受賞した。この映画は50カ国以上で公開され、多くの賞を受賞した。ミゲル氏の作品の特集は、ウィーン国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデントアニメ映画祭、トリノ国際映画祭、ドイツ、そしてアメリカで上映されており、最新短編作品である『Redemption』は、2013 年ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された。また、長編三部作の『アラビアン・ナイト( 原題:As Mil e Uma Noites)』が、今年度のカンヌ国際映画祭の監督週間 (The Directors’Fortnight) でプレミア上映された。
濱口竜介
映画監督
1978年、神奈川県生。
現在の活動拠点は神戸。東京大学文学部を卒業後、映画の助監督やテレビ番組のADとして働いた後、2006年に東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に入学。 2008年、東京藝術大学大学院映像研究科の修了製作『PASSION』が国内外の映画祭で高い評価を得る。その後も日韓共同製作『THE DEPTHS』(2010)、東日本大震災の被災者へのインタビューから成る映画『なみのおと』『なみのこえ』、東北地方の民話の記録『うたうひと』(2011〜2013/共同監督:酒井耕)、4時間を超える長編『親密さ』(2012) 、「不気味なものの肌に触れる」(2013)を監督。精力的に新作を発表し続けている。
染谷将太(そめたに・しょうた)
俳優・映画監督
1992年9月3日生まれ、東京都出身。9歳の時に『STACY』(01/友松直之監督)で映画デビュー。『パンドラの匣』(09/冨永昌敬監督)で長編映画初主演。以降、日本映画の新世代を代表する俳優として活躍し、2011年『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(瀬田なつき監督)で第66回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、2012年『ヒミズ』(園子温監督)で第68回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞、『ヒミズ』と『悪の教典』(三池崇史監督)で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞、2013年にエランドール賞新人賞を受賞、2015年に第14回ニューヨーク・アジア映画祭でライジング・スター賞を受賞、近年の主な出演作に『リアル〜完全なる首長竜の日〜』(13/黒沢清監督)、『永遠の0』(13/山崎貴監督)、『不気味なものの肌に触れる』(13/濱口竜介監督)、『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』(14/矢口史靖監督)、『ぶどうのなみだ』(14/三島有紀子監督)、『さよなら歌舞伎町』(15/廣木隆一監督)、『寄生獣』(14/山崎貴監督)、『寄生獣 完結編』(15/山崎貴監督)。公開中作品に『ソレダケ / that's it』(15/石井岳龍監督)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15/瀬々敬久監督)、『バケモノの子』(15/細田守監督)などがある
ジャッキー・ゴルドベルグ
プロデューサー、映画批評家
ジャッキー・ゴルドベルグは、フランス出身のプロデューサー、映画監督、映画批評家。フランスの週刊誌『レ・アンロックプチブル』の記者として5年間主にアメリカ映画の批評を担当。パリで映画専門の「サーズディ・ナイトライブ」を創設。カンヌ映画祭やロカルノ映画祭にてノミネートされた4つの短編映画の監督をつとめ、60年代カンボジア映画の黄金時代を扱ったドキュメンタリー映画『ゴールデン・スランバーズ』をプロデュース。現在、長編映画制作中。
岡田秀則
1968年愛知県生まれ。東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員として、映画のフィルム/関連マテリアルの収集・保存や、上映・展示企画の運営、映画教育などに携わる。専門はフィルム・アーカイビングと日本の記録映画史。共著に『映画と「大東亜共栄圏」』(森話社、2004年)、『ドキュメンタリー映画は語る』(未來社、2006年)、『甦る相米慎二』(インスクリプト、2011年)、『岩波映画の1億フレーム』(東京大学出版会、2012年)、『クリス・マルケル遊動と闘争のシネアスト』(森話社、2014年)、編著に『映画のなかのパリ』(柏書房、2010年)など。近年、携わった展覧会に「ドキュメンタリー作家土本典昭」(2009年)、「アニメーションの先駆者大藤信郎)(2010年)、「映画パンフレットの世界」(2011年)、「日本の映画ポスター芸術」(2012年)、「チェコの映画ポスター」(2013年)、「小津安二郎の図像学」(2013年)など。
岡本英之
プロデューサー
1979年岡山県生まれ。株式会社Sunborn 映像事業部、LOAD SHOWプロデューサー。主なプロデュース作品に『不気味なものの肌に触れる』(2013/主演:染谷将太/監督:濱口竜介)、『ハッピーアワー』(2015/監督:濱口竜介)がある。ミュージシャン・俳優としても活動し、出演作に『親密さ』(2012/監督:濱口竜介)、『2045 Carnival Folklore』』(2013/監督:加藤直輝)、『シミラー バット ディファレント』(2013/監督:染谷将太)、『岸辺の旅』(2015/監督:黒沢清)など。
柳下美恵
サイレント映画ピアニスト
武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。文化の発信基地“スタジオ200”に勤務後、1995年朝日新聞社主催の映画生誕100年上映会『光の誕生 リュミエール!』会場:山形国際ドキュメンタリー映画祭でデビュー。東京国立近代美術館フィルムセンター、広島市映像文化ライブラリーなど国内の映画館、映画祭、大学の公開講座の他、ポルデノーネ無声映画祭、ボローニャ復元映画祭、チュンムロ復元映画祭、SEAPAVAA(東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合)会議、ボン無声映画祭、タイ無声映画祭など海外公演も多数。作品は洋画、邦画、メロドラマ、時代劇、ホームムービーなどあらゆるジャンルをこなす。欧米式のサイレント映画伴奏者は日本人初。DVD『裁かるるジャンヌ』『魔女』(紀伊國屋書店)、Blu-ray『裁かるるジャンヌ』(英Eureka Entertainment)『日曜日の人々』『アイアンホース』『血涙の志士』『見世物』(㈱ブロードウェイ)で音楽を担当。『映画館にピアノを!』『映画館でサイレント映画のロードショーを!』などでサイレント映画の普及に努めている。2006年度日本映画ペンクラブ奨励賞受賞。
ダフネ ヘレタキス
映画監督
1987年にパリでギリシャ人とイタリア人の両親の元に生まれた。パリ第8サンドニ大学、そしてル・フレノワ国立現代アートスタジオで映画を学ぶ。2008年以来、ドキュメンタリーや実験短編映画を中心に制作している。アテネに在住。
アモリー・オジェ
映画祭コーディネーター
10年間ヴァンドーム、パンタン、パリ映画祭をはじめとする映画祭のプログラマー・コーディネーターを務めた後、2013年より独立系映画配給組合ACIDに参画。カンヌ国際映画祭「L'ACID(独立系映画配給組合)部門」のコーディネーター及び海外映画祭との提携を担当している。
モーレン・ファゼンデイロ
映画監督、女優
映画とダンスについて学ぶ。仏出版社インデペンデンシアで働いた後、パリとリスボンを行き来しながら映画制作に携わる。「モトゥ・マエヴァ」は初監督作品である。
佐渡岳利
映画監督
1966年10月19日生まれ。神奈川県横浜市出身。 1990年NHK入局。現在はNHKエンタープライズ・エグゼクティブプロデューサー。音楽を中心にエンターテインメント番組を手掛ける。主な担当番組は「紅白歌合戦」「MUSIC JAPAN」「スコラ坂本龍一 音楽の学校」「岩井俊二のMOVIEラボ」「Eダンスアカデミー」などがある。また、これまでにNHKで放送したすべてのPerfumeドキュメント番組をプロデューサーとして手掛けており、初の映画となる本作では監督を務める。
草野なつか
映画監督
1985年生まれ。神奈川県大和市出身。東海大学文学部文芸創作学科卒業後、映画美学校12期フィクションコースに入学。在籍中から自主映画制作に 参加。2014年CO2助成作品『螺旋銀河』で長編映画監督デビュー。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティ・アワードと監督賞、第14回 ニッポン・コネクションでは審査員賞を受賞。本作が初の劇場公開作品となる。
安川有果
映画監督
1986年、奈良県生まれ。 大阪美術専門学校で映像制作を学び、'10 年短編映画『カノジョは大丈夫』(出演:前野朋 哉)がオムニバス企画“桃まつり presents うそ”の一本として渋谷・ユーロスペースにて レイトショー上映される。この作品を参考作品に、'11 年大阪映像文化振興事業 CO2(シネ アスト・オーガニゼーション・大阪)に出した企画が通り、『Dressing Up』を監督。主演 の祷キララが CO2 新人俳優賞を受賞した後、TAMA NEW WAVE ではグランプリと最優秀女優 賞を受賞。『激写!カジレナ熱愛中!』(出演:中村愛美)が2014年3月にポレポレ東 中野にて劇場公開。
野原位
映画監督
1983年栃木県生まれ。2007年に東京藝術大学大学院映像研究科の第3期監督領域に入学し、黒沢清監督に師事する。在学中には伊坂幸太郎原作のオムニバス映画『ラッシュライフ』中の一編、寺島しのぶが主演する『京子』を監督。また 大学院修了作品として、いしだ壱成が主演する長編映画『Elephant Love』を監督。その後、2013年5月より神戸に居を移し、脚本ユニット「はたのこうぼう」のメンバーとして「濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe」に参加。濱口竜介監督の新作長編『ハッピーアワー』ではラインプロデューサー/共同脚本を担当。
曽原三友紀
女優、映画監督
桜プロダクションUSA代表、総合プロデューサー&監督、企画、製作、脚本。 日本・アメリカにてTV&ラジオアナウンサー、パーソナリティーを経てアメリカへ98年に渡米。 初監督を務めた ドキュメンタリー映画「はんなり」(監督&プロデューサー)はニューヨーク国連映画祭などに選出された。日本では六本木ヒルズの国際会議場にてプレミア上映。
時川英之
映像作家
1972年11月3日広島生まれ。明治大学/バンクーバー・フィルムスクール卒業。
ディスカバリーチャンネル・アジア(シンガポール)、ウォルト・ディズニー・テレビジョン(東京)で多くの番組にプロデューサー/ディレクターとして携わる。後に独立し、岩井俊二監督作品の長編ドキュメンタリーをプロデュースするなど、ドキュメンタリーを中心に、映画、TVCMなど幅広いジャンルの映像作品を手がけている。活動範囲は日本だけにとどまらず、その国際色豊かな経験からユニークな作品を作り出している。
監督作品「ラジオの恋」は小規模の作品にも関わらず広島で異例のロングランした後、全国公開へと展開した。新作「シネマの天使」はある映画館の閉館の為に作られた物語。2015年10月31日広島先行公開。
宇佐美雅浩
写真家
1972年千葉県生まれ。武蔵野美術大学卒業。中心人物とその人物の世界を表す物や人々を周囲に配し「曼荼羅」のごとく1枚の写真に収めるプロジェクトを続けている。2015年個展「Manda-la」ミヅマアートギャラリー(東京)、2015年グループ展「広島・長崎 被曝70周年 戦争と平和展」。
エレナ・ロペス・リエラ
映画監督
エレナ・ロペス・リエラは、1982年にスペインのオリウエラで生まれた。スペインを拠点に文化プロジェクトの企画・調査・制作を行う芸術家集団「ラカシネグラ」の共同創設者。主な監督作は、「Pas à Genève」(2014)。
エマニュエル・グラ
映画監督
After a degree in History, Emmanuel Gras approached cinema as a camera student at the ENS Louis Lumière. At the end of his studies he went as a cinema volunteer to the Centre Culturel Français in Beirut and started work as a director of photography on documentaries taking him deep into the Middle East. On his return to France, he focused on directing his own projects and fictions, while continuing to do camerawork on other people’s films.
Jasmina Sijercic
映画監督
Jasmina Sijerčić Studied at the Production department of Film and TV School of the Academy of Performing Arts (FAMU) in Prague, and worked mainly on short films and festivals. She moved to France, where she works as producer in Bocalupo Films since 2013. Lately she produced Armel Hostiou's second feature UNE HISTOIRE AMÉRICAINE and co produced Mauro Herce's first feature DEAD SLOW AHEAD (Special Jury Prize Locarno IFF 2015).
Jean-Marie Straub
映画監督
Together with Danièle Huillet (dead in 2006), Jean-Marie Straub, born in Metz/France the 8th of january 1933, created since 1962 an various german, french and italian "œuvre" which is unique in the history of cinema. He continuos to work on it until now.
ユ・デオル
映画監督
1978年9月23日生
韓国芸術総合学校映像院 映像デザイン科卒業
プロダクション「マスメッセージ」監督
上綱麻子
映画監督
テキサス州ヒューストン生まれ広島育ちの日本人女流映画監督。コロンビア大学にて西洋哲学専攻後ニューヨーク大学大学院映画学科に学ぶ。
2005年にはマーチン・スコセッシ監督主催ダニー・アイエロ主演『BROOKLYN LOBSTER』を編集。2007年に編集したNATIONAL GEOGRAPHICS製作の『INSIDE TALIBAN』が同チャンネルで放映。2009年にロサンゼルスのFILM NDEPENDENTのタレント育成プログラムPROJECT:INVOLVEに選抜されマイケル・マン監督映画『PUBLIC ENEMIES』を編集したJeffrey A. FORD, A.C.E. に師事される。同年Motion Picture Editors Guildのメンバーとなり、スパイク・リー監督がエクゼキュティブプロデュースしたサンダンス映画祭受賞映画『PARIAH』(ディ・リース監督)を編集。同映画は2011年秋に米配給会社FOCUS FEATURESが配給後FILM INDEPENDENT主催のINDEPENDENT SPIRIT AWARDSにて John Cassavetes Awardを受賞。2012年暮れには編集者として関わったマイケル・マン監督とHBOの共同エクゼキュティブプロデュースしたドキュメンタリー『WITNESS:LIBYA』がベニス国際映画祭にてプレミア公開。以来編集した映画作品には『WILDLIKE』、『THE WORLD MADE STRAIGHT』、『JACKIE & RYAN』(マイケル・マン監督の娘エイミー・マン監督作品)、そしてマイケル・マン監督作品『BLACKHAT』等がある。
現在は日本のメタルロックバンド、Xジャパンのドキュメンタリーを編集中。
倉増和真(くらますかずま)
映画監督
山口県山口市出身。広島大学教育学部在学。
片渕須直(かたぶち すなお)
映画監督
1960年大阪生まれ。日本大学芸術学部在学中に宮崎駿監督『名探偵ホームズ』の脚本・演出助手を担当し、以降、宮崎監督『魔女の宅急便』、大友克洋監督『MEMORIES』などのスタッフを勤める。
監督作として『名犬ラッシー』『アリーテ姫』『ACECOMBAT 04(ムービーパート)』『ブラック・ラグーン』『マイマイ新子と千年の魔法』など。NHK復興援ソング『花は咲く』をこうの史代氏のキャラクターで短編アニメーション化。2010年より、こうの史代原作『この世界の片隅に』映画化に向けた緻密な調査に着手。以後、舞台となる広島・呉には幾度となく足を運んでいる。クラウドファンディングの大成功を受け、2016年の公開が正式に決定した。
Davy Chou
Davy Chou is a Cambodian-French filmmaker born in 1983. In 2009, he established filmmaking workshops in four Phnom Penh schools and founded a collective for young Cambodian filmmakers. He also organized the Golden Reawakening festival in 2009 which celebrated the golden age of Cambodian cinema during the 1960’s and 70’s. GOLDEN SLUMBERS (2012), a documentary about the birth of Cambodian cinema in the 60’s, and its subsequent destruction by the Khmer Rouge, was his first feature-length film. It was selected for the Busan International Film Festival and the Forum at the Berlin International Film Festival, as well as more than 40 other international festivals. His short film CAMBODIA 2099 (2014), which takes place entirely on Diamond Island, in Phnom Penh, has been selected for the Cannes Film Festival Directors’ Fortnight. He is currently developing the feature film DIAMOND ISLAND, produced by Aurora Films, Vycky Films, and Anti Archive, the Cambodian production company he created in 2014 together with the filmmaker Steve Chen.