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11月24日(土)10:00からNTTクレドホール第1会場で、『国際短編映画コンペティションA』が開催されました。ノミネート作品は、山本英監督の『グッド・アフタヌーン』、リチャード・レイモンド監督の『ソウルズ・オブ・トータリティ』、チェマ・ノヴェロ監督の『レット・イット・ビー』の3作品です。上映後は、出山知樹さんと、ポーリーン・ボールドウィンさんが聞き手となり、監督やプロデューサーによるトークショーが行われました。
『グッド・アフタヌーン』の山本英監督は、「植物は人と似ているところがあり、自分が成長するために、他の植物に日が当たらないように自分の私利私欲で生きている」ことから、植物をモチーフとして、家族のあり方、他人同士の人間関係を表現したと語りました。
『ソウルズ・オブ・トータリティ』のジェームズ・ミッチェルプロデューサーは、「誰もやっていなかったことをやってみたかった」と日食の瞬間を1カットに収めた本作品の制作目的について話し、「NASAからのデータを元に、2日間に渡る念密なリハーサルを行い、あとは神頼みだった」と撮影条件の厳しさを滲ませました。
『レット・イット・ビー』チェマ・ノヴェロ監督は、作品中の呪術的な体験について、「ビートルズがマジックマッシュルームを食べたというメキシコの村に伝わる伝説にリアリティを持たせたかった」と話し、「アーティストのスピリチュアルと伝統を追求していきたい」という思いを語りました。
コンペティションBグループも合わせた6作品の中から「ヒロシマ・グランプリ」や「審査委員特別賞」、「観客賞」が決定します。乞うご期待!!