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今年のオープニングを飾る作品が滝田洋二郎監督『北の桜守』(2018/日本/126分)に決まりました。主演の吉永小百合さんにとっては出演120作目となる作品です。監督は『おくりびと』で第81回米国アカデミー賞外国語映画賞をはじめ国内外の映画賞を総なめにし、2014年には紫綬褒章を授与された日本を代表する滝田洋二郎監督です。作品上映後には、本作にも出演され今最も勢いのある俳優 毎熊克哉さんを迎えてのトークショーもあります。
映画祭を締めくくるクロージング作品は近浦啓監督『COMPLICITY(英題)』(2018/日本・中国/116分)です。世界の映画祭で高い評価を得ている近浦啓監督の作品で、長いキャリアで現在も第一線で活躍する藤竜也さんが厳格な蕎麦屋の主人を演じています。上映後には近浦監督と藤さんをトークショーに迎えます。豪華ゲストのトークショーも見逃せないオープニング作品とクロージング作品にご期待ください。
藤竜也氏
大学時代にスカウトされ日活に入社。1962年、「望郷の海」で役者デビュー。大島渚監督の問題作「愛のコリーダ」(1976)で報知映画賞最優秀主演男優賞を受賞。その後も続けて大島渚監督「愛の亡霊」(1978)、東陽一監督「化身」(1986)などに出演し、日本を代表する俳優として確固たる地位を築く。70代を迎えた現在も、北野武監督「龍三と七人の子分たち」(2015)、ドラマ「はじめまして、愛しています。」(2016)など、映画やドラマに途切れることなく出演し精力的に活動している。
最新出演作は、カンヌ国際映画祭オフィシャルコンペティションノミネート作品の河瀬直美監督「光」。
毎熊克哉氏
1987年3月28日生まれ、広島県出身。
初主演作『ケンとカズ』(2016)で、第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞するなど、大きな評価を得る。今年映画公開作に『北の桜守』(滝田洋二郎監督)、『万引き家族』(是枝裕和監督)、『空飛ぶタイヤ』(本木克英監督)、『純平、考え直せ』(森岡利行監督)、主演『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』(城定秀夫監督)、『止められるか、俺たちを』(白石和彌監督)、『真っ赤な星』(井樫彩監督)等があり、本年の映画出演数13本。TVに、NHKスペシャル『未解決事件File7 警察庁長官狙撃事件 容疑者Nと、刑事の15年 』、朝の連続テレビ小説『まんぷく』に出演中と、今最も勢いある俳優の一人である。
【上映日程】
『北の桜守』(2018/日本/126分)
11月23日(金・祝) 開幕式12:00〜 上映12:30〜 @NTTクレドホール
『COMPLICITY(英題)』(2018/日本・中国/116分)
11月25日(日) 上映16:00〜 閉幕式19:00〜 @NTTクレドホール
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