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ベルトラン・マンディコ監督を迎えて2017年グランプリ受賞作『ワイルド・ボーイズ』など3本を上映!
ボルドー国際インディペンデント映画祭は、インディペンデント監督の才能を発掘することを目的として2012年に誕生したフランスの映画祭です。日本人の若手監督にも関心をもち2013年には富田克也特集、今年はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で大きな注目を集めた『寝ても、覚めても』の濱口竜介監督特集も開催されました。HIFFでは同映画祭のプログラムディレクターを務めるレオ・ソエサント氏とベルトラン・マンディコ監督を迎え、2017年グランプリ作品『ワイルドボーイズ』など3本の上映とトークショーを開催します。
「ベルトラン・マンディコの映画はどのジャンルにも属さない。彼は、20歳から独自のジャンルを忍耐強く構築してきたのだ。マンディコの映画における幻想的なるものは自然の中に存在している。彼がカメラを置くのは、草木が繁茂し、官能的で突然変異する場所だ」ステファン・デュ・メスニルド―(映画批評家、カイエ・デュ・シネマ誌同人)
▪上映作品
2017年ボルドー国際インディペンデント映画祭長編部門グランプリ受賞
『ワイルド・ボーイズ』(The Wild Boys)
2017年/フランス/110分
プロデューサー:エマニュエル・ショーメ / 脚本:ベルトラン・マンディコ / キャスト:ヴィマラ・ポンス、エ
リナ・リーヴェンソン
『アポカリプス・アフター』(Ultra Pulpe)
2017年/フランス/38分
プロデューサー:エマニュエル・ショーメ / 脚本:ベルトラン・マンディコ / キャスト:ローラ・クレトン、エ
リナ・リーヴェンソン
『ホルモンのマリア様』(Our Lady of Hormones)
2014年/フランス/30分
プロデューサー:エマニュエル・ショーメ / 脚本:ベルトラン・マンディコ / キャスト:エリナ・リーヴェンソン
、ナタリー・リシャール
▪監督
ベルトラン・マンディコ(1971)Bertrand Mandico
ヨーロッパにあるいくつかの芸術機関に従事し、監督として多くの短編を制作。短編のうち『Boro in the box』『Living still life』はカンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭に招待されるなど、多くの賞を受賞している。21年間で21本の短編を女優エリナ・レーヴェンソンと共に制作し、2017年『ワイルド・ボーイズ』で長編デビューを果たす。
©paulgrandsard
レオ・ソエサント氏は、パリを拠点とする映画ジャーナリストで映画祭のプログラマー。「レ・ザンロキュプティーブル」「グラツィア」「リベラシオン」などにも執筆している。 ボルドー国際インディペンデント映画祭は2012年の創設時からプログラムディレクターを務め、ロッテルダム国際映画祭では2016年からシニアプログラマーを、カンヌ映画祭では2017年から批評家週間の短編部門で選考委員長を務める。
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