広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2018/11/23

お帰りなさい!森ガキ監督

森ガキ監督 おじいちゃん3人

11月23日(金)16:00からNTTクレドホール第1会場で『おじいちゃん、死んじゃったって。』の上映とトークショーがありました。

聞き手はフリーパーソナリティーのキムラミチタさんです。
キムラさんの紹介で森ガキ侑大監督と俳優の岡山天音さんが登壇すると、会場は拍手でいっぱいになりました。
森ガキ監督は「故郷広島で観ていただくことをとてもうれしく感動しています」
岡山さんからは「もうDVDになっている作品ですが、この映画祭で観ていただけることをうれしく思っています」という挨拶からトークショーが始まりました。
キムラさんが撮影について聞くと、「この作品は2年前の夏、2ヶ月合宿しながら撮影しました。苦しいこともありましたが、楽しいことの印象が強かったです。この映画には二つの家族が出て来ます。撮影がオフの時も一緒に過ごしたので、本当の家族のように感じられました」 と森ガキ監督が話し、岡山さんは「この映画以外で他の役者さんと共演があると、親戚にあったような特別な感じを思い出します」と話しました。
キムラさんが「キャスティングは監督がされたのですか」と質問すると、森ガキ監督から「はい、僕がぜひ出演していただきたい人達を選びました。海外の映画祭で上映された時に、キャストが最高だねと言われると本当にうれしい。日本ならではの家族像をポップに表現できないか考えて作品を作りました」とキャステイングと映画の描き方について説明があり、岡山さんが海外での反応をたずねると「家族というのは世界共通の普遍的なテーマで、葬式のやり方は違っても家族のありかたや親のことは同じと言っていました」と答えました。
会場からは「素敵な映画をありがとうございます。親の知らない秘密やお葬式での風景、幼少期の経験と重なるところがありました。田んぼのシーンや家族の会話、とても軽やかに描かれていたと思います」と作品の感想が伝えられました。
最後に森ガキ監督から「これから広島に貢献できるよう頑張りますのでよろしくお願いします」とメッセージが伝えられ、大きな拍手とともにトークショーは終了しました。

岡山

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