広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2018/10/28

コンペティション部門の審査員3名決定!審査員長に新藤次郎氏

HIFF国際短編映画コンペティションの審査員が決まりました。審査員長は新藤兼人監督の次男でプロデューサーの新藤次郎氏です。新藤監督設立の近代映画協会で社長兼プロデューサーとして多くの新藤監督作品をプロデュースし、監督の遺作となった『一枚のハガキ』では藤本賞などを受賞されました。

審査員には、タイ出身の映画監督 ノンスィー・ニミブット氏と、本年のバリアフリー作品『島々清しゃ』の監督 新藤風氏を迎えます。

3人の審査員には映画祭の最終日11月25日(日)、ノミネートされた作品からヒロシマグランプリ、審査員特別賞を選んでいただきます。

Shindo_Jiro

新藤次郎氏

日本大学芸術学部写真学科在学中より新藤兼人作品を中心に独立プロのスチールを担当。1979年から三船プロダクションで『大江戸捜査網』(テレビ東京)のプロデューサーを担当。1986年『ブラックボード』から近代映画協会にてプロデューサーを務め、現在に至る。『一枚のハガキ』(新藤兼人監督)により藤本賞、芸術選奨文部大臣賞、SARHE賞を受賞。

Director Nonzee

ノンスィー・ニミブット氏

タイの映画業界で強い影響力を持ち、国際的にも注目を集める監督兼プロデューサー。ミュージックビデオ、テレビCMなどの監督としてキャリアをスタート。斬新な映像感覚でCM界に旋風を巻き起こし劇映画に進出。初監督作品はタイ映画の興行成績を塗り替え、2作目の『ナンナーク』もタイ映画史上空前の大ヒットとなる。同作品は1999年、アジア太平洋映画祭グランプリ、同監督賞などを受賞。タイ映画をリードするアジア映画界の旗手として注目され“タイのスピルバーグ”と呼ばれている。

Shindo_Kaze

新藤風氏

1998年、日本映画学校在学中にTX『ドキュメンタリー人間劇場』『おじいちゃん』で演出デビュー。その後、中江裕司監督や新藤兼人監督等の助監督を経て、2000年、CX『つんくタウン』のオーディションに合格。『LOVE/JUICE』(脚本・監督)にて監督デビューを果たし、ベルリン国際映画祭新人監督賞など多数受賞。2005年『転がれ!たま子』(監督)以後は、祖父・新藤兼人と共に暮らし、『一枚のハガキ』の監督補佐などを務めた。

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