嘉村荒野
嘉村荒野は、小さい頃から映像の力に魅せられ、「ゴッドファーザー」(フランシス・フォード・コッポラ監督)、「殺人の追憶」(ボン・ジュノ監督)、「預言者」(ジャック・オーディアール監督)などの映画にわくわくするような多感な少年時代を送った。日本にルーツをもつ彼は、福島第一原子力発電所事故に強い衝撃を受け、乗り越えるのに数年かかった。約10年ほどTVコマーシャルの監督をした後、初のフィクション映画『望郷/Homesick』の脚本を執筆した。『望郷』は、8歳の息子との時間を過ごすために、立入禁止の警戒区域内に入ろうとする父親の話である。
International Short Film Competition
国際短編映画コンペティション
望郷
- 上映スケジュール
- 11月23日(土)13:00からNTTクレドホール第1会場にて
- 作品概要
<ストーリー>
福島原発事故から2年後。村井は危険を冒して、警戒区域の中を歩き回っている。8歳の息子、ジュンとの時間を過ごすために。<スタッフ>
キャスト:永岡佑、生駒星汰、桜井ユキ
監督:嘉村荒野
脚本:嘉村荒野
プロデューサー:ラファエル・アンドレア・ソアット、大木宏斗<作品情報>
制作年:2018年
上映時間:27分
制作国:日本- 監督