広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2015/12/27

『犬を連れた女』や『日曜日の朝』を撮ったダミアン・マニヴェル監督のトークショーが行われました

11月22日(日)18時45分頃より『男らしさ』、『静まれ、私の痛み』『犬を連れた女』、『日曜日の朝』を撮ったダミアン・マニヴェル監督を迎え、田中竜輔(たなかりょうすけ)さんによる司会でトークショーが行われました。
4作品の上映前には監督が自ら挨拶を行い、気さくな一面を垣間見ました。上映終了後、田中さんの紹介で温かい拍手に迎えられマニヴェル監督が登壇しました。
まず、映画を志した経緯に関して、はっきりとは言えないと前置きしたうえで、ダンスをしていた頃から、ダンスの作り方に興味があり、ダンスを見る方が好きだったとのこと。次第に、映画へ進んでいった、いわば、偶然にすぎないと述べました。
次に、初期の二作品『男らしさ』、『静まれ、私の痛み』にはダンスの要素が含まれているように感じられるが、どんなことを考えながら映画を撮っていたのかと尋ねました。マニヴェル監督は身体ならよく知っているからテーマとして扱うのが安全だと考えていたとのこと。また、二本目は最初から結末を決めていたとも述べていました。
また、ダンスと映画は離れていったのではないかという質問に対し、そんなことはないとした上で、自分自身、映画を撮るにあたって新しいことを盛り込む、チャレンジするということを大事にしているとのこと。形式はしっかりだけど、偶然なにかが起きることを求めているとも述べていました。

1122_12_DM_02 マニヴェル監督が話好きとのことで長くとられたQ&Aのコーナーでは、マニヴェル監督の他作品に関する質問や、編集作業に関するエピソードなど興味深いエピソードも。中でも、映画だからこそできるものという質問に関し、自分があっていると感じたのが映画であったとのこと。また、「映画を作るやり方は一つではないから、自分は教え子に映画を作れとしか言わない」、「失敗してもいい」と述べられました。
その後も興味深いQ&Aが続き、最後に、『日曜日の朝』に登場する男性と犬はどうやって決めたのかという質問。これに対し、マニヴェル監督は男性に関しては、ブラジルからバカンスで来た男性でたまたま遭った人で、犬に関してはウェブサイト経由ということで、会場は大爆笑でした。

最後に一言として、来年、『若き詩人』が日本で公開になること、ロビーで一緒に仕事をしたことのある絵描きさんの作品が買えると述べ、観客の盛大な拍手でマニヴェル監督を見送りトークショーは終了となりました。

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