広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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HIROSHIMA EYE
ヒロシマEYE

幻の光

上映スケジュール
11月24日(土)10:30から広島市映像文化ライブラリ―にて

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作品概要

<ストーリー>
宮本輝の同名小説を映画化。関西で暮らす若い夫婦、郁夫とゆみ子。
郁夫が自ら命を絶ち、その痛みが癒えぬまま、ゆみ子は民雄と再婚し北陸に移り住む。
画面の中の光を意識した映像でゆみ子の心に寄り添い、喪失と再生のドラマを紡ぐ。

<スタッフ>
キャスト:江角マキコ、内藤剛志、浅野忠信、柄本明
監督:是枝裕和
脚本:荻田芳久
プロデューサー:(製作)重延浩 (プロデューサー)合津直枝
美術:部谷京子

<作品情報>
制作年:1995年
上映時間:110分
制作国:日本

<ゲスト>
部谷 京子

アミール・ナデリ
1945年、イランのアバダンに生まれる。スチール・カメラマンとして活動した後、脱獄犯を主人公とする犯罪映画 『さらば、友よ(Good By Friend)』(71)で映画監督デビュー。続いて殺人を犯して逃亡する男を街頭ロケを多用して描いた第2作『タンナ(Tangna)』(73)を監督。70年代イラン映画のスター、ヴェヘルーズ・ヴォスーギを主演に迎え、財産も名誉も奪われた男の壮絶な復讐を描いた『タングスィール(Tangsir)』(73)は批評家から高く評価されると同時に興行的にも成功をおさめた。 その後、アッバス・キアロスタミらとともに児童の情操教育のために設立された児童青少年知育協会(カヌーン)をベースに活動。ハーモニカの所有をめぐる子供たちの争いを描いた『ハーモニカ』(74)、台詞を一切排した映像詩的な中編『期待』(74)など、独自のスタイルをもった児童映画を監督する。『駆ける少年』(84)、『水、風、砂』(89)は、 2作連続でフランスのナント三大陸映画祭で最優秀作品賞を受賞。イラン映画が海外で評価されるきっかけを作った。 その後、アメリカに移住し、ニューヨークをベースに活動。『マンハッタン・バイ・ナンバーズ』(89)はヴェネチア映画祭、『A,B,C, マンハッタン(A,B.C….Manhattan)』(97)はカンヌ映画祭「ある視点」部門で、『ベガス』(08)は ヴェネチア映画祭コンペティションで上映された。2011年は、西島秀俊を主演に迎え、日本で撮影した『CUT』を監督。続く『山<モンテ>』(16)は全編をイタリアで撮影した。最新作はロサンゼルスで撮影され、ヴェネチア映画祭で 上映された『マジック・ランタン』(18)。

監督

是枝裕和
映画監督。87年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出。14年に独立し、西川美和監督らと制作者集団「分福」を立ち上げる。2014年より早稲田大学基幹理工学部教授。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『そして父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)。19年、最新作である日仏合作映画『真実』(原題:La Vérité)で日本人として初めてヴェネチア国際映画祭オープニング作品に選ばれる。