広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2019/11/23

沖正人監督によるワークショップ

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NTTクレドホール第2会場にて、23日(土)14:00より俳優兼監督として活躍される沖正人監督(広島県江田島市[えたじまし]出身)により3つの映像を紹介しながらワークショップが開催されました。

1本目は沖正人監督の初監督作品『Bourbon Talk』です。27分のコメディ短編映画で、一日で撮り終えたそうです。遊びでコメディをやろうとなったのがきっかけで、実験的に制作されたものです。

2本目は『Bourbon Talk』の反響を経て制作した、『お口の濃い人』の予告編で、11月23日から劇場公開されている、95分ドタバタコメディ映画です。一番の見どころは、登場人物のそれぞれが主役のようで全員がしゃべり倒すところだそうです。ここで、沖正人監督作品に出演した俳優の杉山裕右(ゆうすけ)さんが登場。会話劇のスタイルのため、映画としては珍しく稽古が何度も行われたことだそうです。脚本も役者と意見交流して作り上げ、稽古は厳しかったものの、うまく演技できると笑ってくれたのが印象に残っていると、杉山さんは語ってくれました。

3本目は、来春広島で撮影予定の『始まりの場所』PR映像で、沖監督の出身地である江田島市のきれいな海、街並み、生活風景の映像でした。知人カメラマンから「地元で映画を撮らないのか」と言われたのがきっかけで、コント映画とは少し違うテイストで地元の良さを伝える映画を撮ることを決めたそうです。江田島のきれいで穏やかな海や街並みを伝えられるようにしたいと抱負を語り、「育ててもらった地元に映像を通じて関わりたいです。製作についての情報は次第随時出します。お楽しみに」と締めくくりました。

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