広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2019/11/22

「今度はぜひ広島で撮りたいです!」とチェ監督は笑った

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11月22日(金)19時30分から横川シネマで、「デッドエンドの思い出」の上映とチェ・ヒョニョン監督のトークショーが開かれました。吉本ばななの短編が原作の本作は、失恋した韓国女性が小さなゲストハウスの名もなき人々の優しさに触れ合いながら新たな自分を発見する物語。

上映後、司会のフリーパーソナリティー・三浦ひろみさんに、広島国際映画祭の前身、ダマー映画祭inヒロシマ短編コンペの第1回ウイナーと紹介された後、満面の笑みでチェ監督がステージへ登場しました。映画製作協力者の要望で、舞台を東京から名古屋に変えた経緯を説明した後、トークがスタート。元少女時代のチェ・スヨンを主役に抜擢した経緯について、韓国ではアイドルが映画に出ることに否定的で採用を躊躇したが、西山役が日本のアイドルグループ、BOYS AND MENの田中俊介であることと、夢でなぜか彼女とふたりで相合傘をしていたことに運命を感じて決めたそうです。

小説では主人公が優しくしてくれる男の子にほのかな恋心を抱くが、本編では何も起きないことに高齢のお客様から納得できないという声もありましたが、「現代の若い男女は友情関係に違和感を持たないから問題ないと書き換えました」と監督の弁。吉本ばななは好きですか?の質問には「私が彼女をいいと思ったのは30歳を過ぎてから。自分の生き方にマッチしてると感じたから今回映画化しようと思ったんです」と話しました。また原作にないタイポグラフィーのシーンを加えたのは、日本文化に韓国文化を取り入れて融合を図ったからと説明しました。

最後に、撮影現場に吉本ばななさんが訪問した話を披露。「現場でよかったと褒めてもらったのはお世辞だと思っていたけど、次回もまた一緒にやりたいと記者会見で言ってくれていたのを見て嘘じゃなかったと嬉しかった」と笑顔で答えました。

トークショー終了後、映画祭代表の部谷京子さんと熱くハグする姿が印象的でした。

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