広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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2017/11/26

見終わった後、いつまでも頭に残る作品を作りたい!とマニヴェルは謳った

2017年11月26日(日)16:00から横川シネマで、ダミアン・マニヴェル監督の『パーク』が上映されました。若い男女の1日の出会いと別れを、公園の朝から夜、そして次の朝までを描く本作は、2016年カンヌ映画祭に出品された、監督の長編第2作目になります。上映前、監督自らが流暢な日本語で挨拶。「美しい作品ですが、ちょっと変でもあります」と語り、会場の笑いを誘いました。

不思議なリズムで編集された演出は、「コンテンポラリーダンサー時代のリズムが体に残って」と説明がありました。

上映後、監督のトークショーが開かれました。司会は、フリーアナウンサーの藤井尚子さんです。「自由な感じの物語の展開でしたが、脚本はどのように書かれたのですか」という質問に、「実は何も決めてませんでした。ラフなストーリーだけが頭の中にあり、後は俳優たちと撮影しながら、その都度相談しながら決めていく即興的なものでした」と答えました。次に、「なぜダンサーから監督になったのですか」との質問に、「映画もダンスも、体を使い、リズムが重要。だから特別な違和感はないです」と答えました。「映画の舞台になっている、大きな公園はどこにあるのですか」との問いには、「実は5つの公園をロケして合成したもの。ひとつに見えるのは映画マジック」と楽しそうに語りました。観客の、「とても面白かったです。映画の最後、彼女は女性として成長したのですよね」という感想・質問に、「彼女は成長したはずです。でも直接的な言葉では表さずに役者の表現だけにしてみました。気づいてくれて嬉しい」と喜んでしました。最後に、「国際映画祭の意義は」と聞かれ、「若い映画作家にとって、勉強になりいろんな監督との交流も広がるので有意義です」と答えました。「次回作は、五十嵐耕平監督との共同監督作品『泳ぎすぎた夜』。青森の少年の冒険の話です、ご期待ください」と笑顔で締めくくりました。

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