広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

  1. ホーム >
  2. プログラム >
  3. こちらあみ子

HIROSHIMA EYE
ヒロシマEYE

こちらあみ子

上映スケジュール
11月20日(日)10:00からNTTクレドホール第1会場にて

タイムテーブルはこちらから

作品概要
©2022『こちらあみ子』フィルムパートナーズ

©2022『こちらあみ子』フィルムパートナーズ

 

<ストーリー>
あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。誕生日にもらった電池切れのトランシーバーに話しかけるあみ子。「応答せよ、応答せよ。こちらあみ子」―――。奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありようが生き生きと描かれていく。 原作は「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子が、2010年に発表した処女作「あたらしい娘」(のちに「こちらあみ子」に改題)。本作で太宰治賞、三島由紀夫賞をW受賞して以降、新作を発表するたびに現代文学ファンの間で大きな話題を呼んでいる。

<キャスト>
大沢一菜、井浦 新、尾野真千子、奥村天晴 、関悠士、橘高亨牧、 播田美保、 黒木詔子、 桐谷紗奈、 兼利惇哉、一木良彦

<スタッフ>
監督・脚本:森井勇佑
原作:今村夏子(ちくま文庫)
音楽:青葉市子
企画・プロデューサー:近藤貴彦
プロデューサー:南部充俊、飯塚香織
撮影・照明:岩永洋
録音:小牧将人
美術:大原清孝
編集:早野 亮
衣裳:纐纈春樹
ヘアメイク:寺沢ルミ
整音:島津未来介
音響効果:勝亦さくら
スチール:三木匡宏
助監督:羽生敏博
宣伝:平井万里子
タイトルデザイン:赤松陽構造

<作品情報>
制作年:2022年
上映時間:9分
制作国:日本
音声言語:日本語

監督

森井勇佑
1985年兵庫県生まれ。日本映画学校 映像学科〈現 日本映画大学〉を卒業後、映画学校の講師だった長崎俊一監督の『西の魔女が死んだ』(08)で、演出部として映画業界に入る。以降、主に大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務め、本作で監督デビュー。