大森立嗣
1970年東京生まれ。父は俳優、舞踏家の麿赤兒、弟は俳優の大森南朋。
荒井晴彦監督、阪本順治監督、井筒和幸監督などの助監督を経て、01年、自らプロデュースし、出演した『波』(奥原浩志監督)で第31回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞“NETPAC AWARD”を受賞。05年、荒戸源次郎のプロデュースにより、『ゲルマニウムの夜』を初監督。第15回日本映画プロフェッショナル大賞新人賞。10年『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で第60回ベルリン映画祭フォーラム部門正式招待作品、第51回日本映画監督協会新人賞受賞。11年『まほろ駅前多田便利軒』、キネマ旬報ベストテン4位、13年『ぼっちゃん』、第23回日本映画プロフェッショナル大賞作品賞。『さよなら渓谷』第35回モスクワ映画祭審査員特別賞、第56回ブルーリボン賞監督賞受賞。『かなたの子』(WOWOW)が放映、14年『まほろ駅前狂騒曲』、16年『セトウツミ』が公開。17年『光』、第12回ローマ国際映画祭オフィシャルセレクション上映。18年『日日是好日』、第43回報知映画祭監督賞。19年『母を亡くしたとき、僕は遺骨を食べたいと思った。』『タロウのバカ』が公開。20年『MOTHER マザー』が第75回毎日映画コンクール日本映画大賞、『星の子』が第30回日本映画批評家大賞を受賞。 22年『グッバイ・クルエル・ワールド』が公開。
Special Screenings
特別招待作品
MOTHER マザー
- 上映スケジュール
- 11月19日(土)16:30からNTTクレドホール第1会場にて
- 作品概要
<ストーリー>
実在の「少年による祖父母殺害事件」に着想を得た衝撃の人間ドラマ。『新聞記者』の河村光庸プロデューサーと『日日是好日』の大森立嗣監督がタッグを組み、加害少年とその母親との闇に切り込んでいく。
男たちとゆきずりの関係を持ち、その場しのぎで生きてきたシングルマザーの秋子(長澤まさみ)と歪んだ愛に応えようとする息子の周平(奥平大兼)。しだいに社会から孤立していくなかで生まれた絆は、成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせる。<キャスト>
長澤まさみ、奥平大兼、阿部サダヲ<スタッフ>
企 画:河村 光庸
監 督/脚 本: 大森 立嗣
脚 本:港 岳彦
撮 影:辻 智彦
音 楽: 岩代 太郎<作品情報>
制作年:2020年
上映時間:126分
制作国:日本
音声言語:日本語- 監督