アンゲリキ・アントニオウ
ギリシャ映画監督、脚本家、プロデューサー。アンゲリキ・アントニオウは、建築学を学び、ドイツ映画テレビアカデミーを卒業。映画館やテレビ向けに監督した長編映画やドキュメンタリーは、権威ある国際映画祭で賞を受賞し、世界中で公開されている。彼女が設立したインディペンデント映画製作会社「アンゲリキ・アントニオウ映画製作会社 」はベルリンを拠点としている。
絶賛公開された映画『エデュアート(EDUART)』(’07)は、50以上の映画祭(モスクワ、パームスプリングス、モントリオール、サンフランシスコ、テッサロニキ、ヨーテボリ、シネメドなど)に参加し、多くの賞を受賞。2007年にEFAによってヨーロッパ映画賞、2008年にはギリシャ代表としてアカデミー外国語映画部門に選ばれた。
アンゲリキは、ヨーロッパ映画アカデミーとギリシャ映画アカデミーの一員でもある。また、長編映画『グリーン・シー』は、オーストリア映画祭キッツビューエル2020(外国語映画部門)で観客賞を受賞。ホーフ国際映画祭2020、テッサロニキ国際映画祭2020、ロード国際映画祭2021、ナッシュビル映画祭2021、シドニー映画祭2021など、その他多くの著名な国際映画祭にも参加している。
ドキュメンタリー映画『路上の犬たちのアテネ』はテッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭2020(外国語映画部門)で初上映され、ギリシャ映画アカデミー賞2021で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。ベルリンとアテネに生活拠点がある。(参照:www.angelikiantoniou.com)
Special Screenings
特別招待作品
路上の犬たちのアテネ
- 上映スケジュール
- 11月18日(金)18:00から広島市映像文化ライブラリ―にて
- 作品概要
<ストーリー>
『路上の犬たちのアテネ』はアテネの中心街で生活に苦しむ野良犬たちと、彼らの世話をする人々の日常を六年間にわたって追ったドキュメンタリーである。彼らの日常を通して隠された世界が浮かび上がり、変化し続けるアテネの優しい心と思わざる顔が明らかになる。<キャスト>
アキレアス・アダム、スピロス・アスピオティス、カテリーナ・カスタナラ、パブロフ・ギアノプーロス
キャスト(路上犬):フォトゥーラ、ソフォクレス、ソクラテス、オルフェウス、コンスタンチン、アリス、スイーティー、レジェンドなど<スタッフ>
監督:アンゲリキ・アントニオウ
プロデューサー:アンゲリキ・アントニオウ
撮影:アンゲリキ・アントニオウ
編集:フロニス・セオハリス
音楽:セラフィム・ギアナコプーロス
音声:コスタス・フィラクティディス、アンゲリキ・アントニオウ
カラリスト:マノス・ハミラキス<作品情報>
制作年:2020年
上映時間:75分
制作国:ドイツ/ギリシャ
音声言語:ギリシャ語、英語- 監督