広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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Workshop
ワークショップ

【石井裕也監督】「ボクが映画監督になった理由(わけ)」

上映スケジュール
11.23 Mon. 12:30〜@NTTクレドホール第2会場

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作品概要

『舟を編む』(13)、『ぼくたちの家族』(14)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)など、人間への深い洞察力を感じさせる石井監督作品は、国内外で高い評価を得てきました。さらに『生きちゃった』(20)で、新たなフィールドに挑戦しようとする石井監督に、映画監督になった理由(わけ)や作品作りの経緯、テーマや脚本、俳優へのこだわり、これからの展望など熱い想いをお聞きします。

監督

石井裕也
1983年生まれ。埼玉県出身。大阪芸術大学の卒業制作『剥き出しにっぽん』(05)でPFFアワードグランプリを受賞。24歳でアジア・フィルム・アワード第1回エドワード・ヤン記念アジア新人監督大賞を受賞。ロッテルダム国際映画祭や香港国際映画祭では自主映画4本の特集上映が組まれ大きな注目を集めた。商業映画デビューとなった『川の底からこんにちは』(10)がベルリン国際映画祭に正式招待され、モントリオール・ファンタジア映画祭で最優秀作品賞、ブルーリボン監督賞を史上最年少で受賞した。2013年の『舟を編む』では第37回日本アカデミー賞にて、最優秀作品賞、最優秀監督賞を受賞、また米アカデミー賞の外国語映画賞の日本代表に史上最年少で選出される。2014年に公開された『ぼくたちの家族』では、家族の絆を正面から描き、国内外で高い評価を得る。同年、『バンクーバーの朝日』(14)では1930年代のカナダを舞台に、日系移民の苦悩や葛藤を丁寧に描き、日本国内でヒットを記録するとともに、第33回バンクーバー国際映画祭にて観客賞を受賞した。2017年には、詩人・最果タヒの詩集から物語を生み出し、映画化した『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』を発表。2017年2月に開催された第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品される。その後、第9回TAMA映画賞にて最優秀作品賞の受賞を皮切りに、第39回ヨコハマ映画祭、第32回高崎映画祭、第30回日刊スポーツ映画大賞など多くの映画賞で作品賞や監督賞を受賞し、第91回キネマ旬報ベストテンでは、日本映画ベスト・テン第1位を獲得するなど国内の映画賞を席捲した。また、国外でも第12回アジア・フィルム・アワードで監督賞を受賞するなど国外でも高い評価を得た。公開待機作に、初めて韓国の映画スタッフとチームを組んで制作された映画『アジアの天使』(2021年公開予定)がある。