部谷京子
広島県広島市生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。学生時代より円谷プロダクションで美術助手を務める。卒業後、日米合作映画「将軍」をはじめ、ポール・シュレイダー監督、鈴木清順監督、吉田喜重監督、深作欣二監督、黒澤明監督作品に参加。1992年、周防正行監督「シコふんじゃった。」で美術監督デビュー後、周防監督、滝田洋二郎監督、河瀬直美監督、岩井俊二監督ほか多くの作品に参加。2020年は1月に近浦啓監督「COMPLICITY /優しい共犯」、7月に五藤利弘監督「おかあさんの被爆ピアノ」、9月に藤井道人監督「宇宙でいちばんあかるい屋根」が公開。2021年は1月に藤井道人監督最新作(撮影済み情報未公開)、春に金子雅和監督「リング・ワンダリング」が公開予定。
【受賞・受章歴】 ・日本アカデミー賞 優秀美術賞12回受賞、うち2回最優秀美術賞受賞 「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」 ・毎日映画コンクール美術賞「天地明察」 ・紫綬褒章(2016年秋)・第77回 中国文化賞受賞(2020年)
Workshop
ワークショップ
【部谷京子美術監督】「映画美術とワタシ」
- 上映スケジュール
- 11.23 Mon. 10:30〜@NTTクレドホール第2会場
- 作品概要
広島で高校まで過ごし、大学入学のために東京へ。在学中から始めた映像のアルバイトで初めて出会った映像美術の仕事。自分がデザインしたものがセットという形になり何万人もの人々の目に触れる。これぞ天職!と思わずにはいられませんでした。大学卒業後は映画ひと筋。黒澤明組の美術助手を経て、周防正行監督『シコふんじゃった。』で美術監督として一本立ちし今日に至ります。ワークショップでは、部谷代表が広島から東京へ、そして東京での映画美術との関わりを90分間語り尽くします。
- 監督