ベルトラン・マンディコ(1971)
ヨーロッパにあるいくつかの芸術機関に従事し、監督として多くの短編を制作。
短編のうち『Boro in the box』『Living still life』はカンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭に招待されるなど、多くの賞を受賞している。21年間で21本の短編を女優エリナ・レーヴェンソンと共に制作しつつ、2017年『ワイルド・ボーイズ』にて長編デビューを果たす。
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ワイルド・ボーイズ
- 上映スケジュール
- 11月25日(日)16:00から横川シネマにて
- 作品概要
- © Ecce Films
<ストーリー>
良家出身の5人の少年が、ある日、解放的な気分に魔が指して、卑劣な罪を犯してしまう。罪を償うため謎の船長に預けられた少年たちは、過酷な航海の旅へと連行される。そこで密かに反乱を企てる5人だが、ある無人島に座礁すると、そこには快楽を与えてくれる幻想的な植物が生い茂り、いつの間にか欲望に溺れていく。すると、少年たちの身体は次第に変異していき、ゆるやかにジェンダーの境界線が溶けていく…。デジタルトリックに一切頼らない、驚くべき造形の美しさも見所のひとつ。<スタッフ>
監督:ベルトラン・マンディコ / プロデューサー:エマニュエル・ショーメ / 脚本:ベルトラン・マンディコ / キャスト:ヴィマラ・ポンス、エリナ・リーヴェンソン<作品情報>
制作年:2017年
上映時間:110分
制作国:フランス<ゲスト>
レオ・ソエサント
レオ・ソエサント氏は、パリを拠点とする映画ジャーナリストで映画祭のプログラマー。「レ・ザンロキュプティーブル」「グラツィア」「リベラシオン」などにも執筆している。 ボルドー国際インディペンデント映画祭は2012年の創設時からプログラムディレクターを務め、ロッテルダム国際映画祭では2016年からシニアプログラマーを、カンヌ映画祭では2017年から批評家週間の短編部門で選考委員長を務める。 - 監督