ジャン・ガブリエル・ペリオ Jean-Gabriel Periot
1974年フランス生まれ。
アーカイブを使った独自の編集スタイルで、ドキュメンタリー、アニメーション、実験映画の枠を超えて生み出された作品はどれも観るものに大きな余韻を残す。『Even if she had been a criminal…(罪深くあったとしても…)』(2006)や原爆ドームの歴史を約1000枚の写真を使い、その建設から被爆、復興までを描く『nijuman no borei(20万の亡霊)』(2007)は文化庁メディア芸術祭アート部門大賞ほか多数受賞。『20万の亡霊』『犬と狼のあいだ』はヒロシマ平和映画祭2007・2009で上映。監督の来広回数も多い。
近作に『We are become death』(2014)ほか。現在初の長編映画『A German Youth』の編集中。