広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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International Short Film Competition
国際短編映画コンペティション

ガールズ ゴット ゴールズ

作品概要
ガールズ ゴット ゴールズ
佐藤未来


あらすじ


4年に一度開催される祭典、オリンピック。スポーツを通した人間育成と世界平和を究極の目的とされる。 2020年の東京オリンピックに呼応し、監督の活動拠点であるオランダで行われた1928年のアムステルダムオリンピックのリサーチをもとに製作された。当時のオランダ女子体操ナショナルチームのメンバーだったユダヤ人選手、エルカ・デ・レヴィーに光をあてる。チームメンバーには5人のユダヤ人がいたが、エルカをのぞく4人は第二次世界大戦中にナチスに殺されてしまった。オリンピックと戦争を生き抜いたひとりの女性の人生を過去と現在を行き来しながら描く。

キャスト


カロ・デ・ホルスト、カトリエン・デ・ホルスト ほか

スタッフ


監督・脚本・撮影・編集:佐藤未来
振付:キサコ・ポストフマ
字幕翻訳 : 中崎真由美、吉見真紀子
音楽(ピアノ):フランス・ファン・ルース

作品情報


制作年:2023年
上映時間:19分
制作国:オランダ/アムステルダム
音声言語:オランダ語

監督

佐藤 未来
アーティスト。神奈川県生まれ。2009年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。2019年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。2021年より同大学大学院後期博士課程映像研究科に在籍。日本とオランダを拠点に研究、制作を行う。
さまざまな場所のフィールドワークをベースに、そこに住む人々を起用してプロジェクトを立ち上げていく。映像インスタレーション、ワークショップなどを用い、歴史をオルタナティブなかたちで再演することを試みる。最近の活動に、『第52回ロッテルダム国際映画祭』(オランダ、2023)、『第8回台湾国際ビデオアート展』(鳳甲美術館、台湾、2023)など。