広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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Special Screenings
特別招待作品

義足のボクサー GENSAN PUNCH

作品概要
義足のボクサー GENSAN PUNCH
© 2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会


あらすじ


沖縄で暮らす津山尚生は、プロボクサーを目指し日々邁進している。ひとつだけ人と違うのは、幼少期に右膝下を失った義足のボクサーであること。ボクサーとしての実力の確かな尚生は、日本ボクシング委員会にプロライセンスを申請するが身体条件の規定に沿わないとして却下されてしまう。夢をあきらめきれない尚生はプロになるべくフィリピンへ渡って挑戦を続ける。そこではプロを目指すボクサーたちの大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の津山も毎試合前にメディカルチェックを受ければ同条件で挑戦できるというのだ。トレーナーのルディとともに、異なる価値観と習慣の中で、日本では道を閉ざされた義足のボクサーが、フィリピンで夢への第一歩を踏み出す。

キャスト


尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩

スタッフ


監督・製作:ブリランテ・メンドーサ
脚本:ホニー・アリピオ
撮影:ジョシュア・A・レイレス
編集:イサベラ・デノガ、アーマンド・ビング・ラオ、ピーター・アリアン・ヴィト
音響:アルバート・マイケル・イディオマ
音楽:ディワ・デ・レオン
美術:ダンテ・メンドーサ
プロデューサー:山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード

作品情報


制作年:2021年
上映時間:110分
制作国:日本・フィリピン
音声言語:日本語・英語・タガログ語

公式サイト

監督

ブリランテ・メンドーサ
1960年7月30日生まれ。フィリピン、サン・フェルナンド出身。プロダクションデザイナーとして活動を始め、その後CMディレクターとなり成功を収める。初長編監督作品『マニラ・デイドリーム』(05)がロカルノ国際映画祭のビデオ部門金豹賞を受賞し世界に名を知られるようになる。『キナタイ─マニラ・アンダーグラウンド─』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『グランドマザー』(09)で第66回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品。イザベル・ユペールを主演『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』(12)は第62回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界三大映画祭のコンペティション部門された。ダンテ・メンドーサ名義でほぼ全ての監督作でプロダクションデザインも担当している。
本作は監督初のスポーツをテーマにした映画である。