広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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Competition
コンペティション部門作品

儀式

上映スケジュール
11月12日(土)15:45からNTTクレドホール第1会場にて

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作品概要

ceremonie

夕べの儀式に備える一人の男と一人の女。 それぞれの一日を「仮説1」「仮説2」として描く。

<キャスト>
エリック・ロジェ
アストリッド・アドヴェルブ
パスカル・セルボ

<スタッフ>
監督・脚本:ポール・ヴェッキアリ
撮影::フィリップ ボティグリオン
編集:ポール・ヴェッキアリ、ヴァンサン・コマレ
音楽:エリック・ロジェ、フランシス・ボ

<作品情報>
制作年:2013
上映時間:22分
制作国:フランス
言語:フランス語
原題:La Ceremonie

監督

ポール・ヴェッキアリ
1930年、コルス(コルシカ)島のアジャクシオ生まれ。間もなくして南仏のトゥーロンに移住。6歳の時に『うたかたの恋』(1936、アナトール・リトヴァク監督)の主演女優ダニエル・ダリューに魅了され、彼女と映画を撮るため監督になることを決意する。エコール・ポリテクニック入学を機にパリに上京。アルジェリア戦争への従軍によって出遅れたものの、ヌーヴェル・ヴァーグ全盛の1960年代初頭からすでに、現在まで続くインデペンデントな映画製作を試みている。同時に批評活動も開始。短期間ではあるが『カイエ・デュ・シネマ』の執筆陣にも加わった。探偵ポルノ映画『手を変えるな』(1974)は一般映画として初の成人指定を受けた。1976年に映画会社「ディアゴナル」を設立。翌年その第一作として死刑制度の問題を扱った『マシーン』を発表。キャリア中最大の商業的成功をもたらした『薔薇のようなローザ』(1985)、当時タブーとされたエイズを初めて正面から映画で扱った『ワンス・モア』(1988)など話題作・問題作をディアゴナルから世に送り出す。しかし、1994年の『ワンダー・ボーイ』を機に商業映画の第一線からは後退。2000年以降は、主に南仏の自宅を舞台とした一連の超低予算映画を年一本のペースで量産している。ロカルノ映画祭のコンペティションに選ばれた『埠頭で明かした夜』(2014)はヴェテラン復活を広く印象づけた。最新作は『劣等生』(2016)。