広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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Jurors
審査員

  •  松本正道

    松本正道
    シネマテーク・ディレクター

    1950年広島県生まれ。1979年よりアテネ・フランセ文化センター(外国語学校が運営しているシネマテーク)のプログラムディレクターとして「古典映画の再評価と現代映画の発見」をテーマに年間200本以上の世界の映画を上映。ダニエル・シュミット、山中貞雄、クリス・マルケル、小川紳介、吉田喜重、ストローブ=ユイレなどの特集を実現している。「〈東京の夏〉音楽祭1987-アメリカ映画と音楽」「フランス革命200年記念映画祭」(89)「国民文化祭ぐんま2001in TAKASAKIシンポジウム『21世紀と映画表現の可能性』」コーディネーター。2000年より特定非営利活動法人(NPO)映画美学校共同代表を兼任し、インディペンデントな映画作家のサポートと育成を手掛けている。2003年にはコミュニティシネマ支援センター運営委員長に就任。官民が協力して日本の各地で映画上映の場を確保していくシステムの構築をすすめている。ダニエル・シュミット監督『書かれた顔』(94)アソシエイト・プロデューサー。編著に「芸術経営学講座(映像編)」(東海大学出版会)など。2016年10月現在、東京国立近代美術館フィルムセンター評議委員長、川喜多記念映画文化財団評議員、一般社団法人コミュニティシネマセンター理事を兼任。
    フランス芸術文化勲章シュヴァリエ(08)、川喜多賞(09)、文化庁映画賞(功労部門)(15)を受賞。

  •  ジェフェリー・チャン

    ジェフェリー・チャン
    プロデューサー

    中国を代表する民営の映画製作配給会社のひとつである博纳国际影业集团(ボナ・フィルム・グループ)のCOOであり、理事メンバーのひとりである。また、アジア映画の第一人者プロデューサーであるナンサン・シーと共に香港に設立した海外配給会社であるディストリビューション・ワークショップの社長でもある。同社は現在ボナ・フィルム・グループの傘下に入っている。
      ボナ・フィルム・グループのCOOとして、彼は製作とインターナショナルビジネス全般を統括し、投資作品としては、アン・リー監督の最新作であるBilly Lynn's Long Half-time Walkも含まれる。本作品は米国ソニー・トライスターおよびスタジオ8の共同投資作品であり、中国全土はボナにより配給される。また、最近の事業としてはボナによる235百万米ドル(約235億円)のTSGエンタテインメント・ファイナンスへの投資も含まれ、この投資に含まれる作品には20世紀フォックスのアクション大作巨編なども含まれている。
      ジェフリー・チャンは今までに30本以上のエグゼクティブ・プロデューサーおよびプロデューサーを務めている。主要な作品はツイ・ハーク監督の「智取威虎山」や『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』、アラン・マック&フェリックス・チョン監督の『盗聴犯』シリーズ、バリー・ウォン監督、チョウ・ユンファ監督の『ゴッド・ギャンブラー・レジェンド』シリーズや『ラスト・シャンハイ』、ダンテ・ラム監督の『激戦:ハート・オブ・ファイト』、アン・ホイ監督の『桃さんのしあわせ』、などが含まれている。
      また、彼はシンガポール人監督エリック・クーの新作「In the Room」のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、本作は昨年トロント、サンセバスチャン、プサン、ロンドンなどの国際映画祭に出品され、高い評価を得ている。

  •  フランソワーズ・ルブラン

    フランソワーズ・ルブラン
    女優

    女優。パリ政治学院の学生時代、ジャン・ユスターシュと出 会い、映画の道へ。当初は女優志望ではなく、むしろ制作を 志していたという。だが同監督の『ママと娼婦』(73)に出演 したことがきっかけで、その後は女優の道へ。その後はマル グリット・デュラス『インディア・ソング』(74)、アンドレ・テ シネ『フランスでの思い出』(75)、リュカ・ベルヴォー『男と女と男』(96)、アルノー・デプレシャン『あの頃エッフェル塔の下で』(15)、ウニー・ ルコント『めぐりあう日』(15)などに出演。またポール・ヴェッキアリ作品に数多く出演 しており、彼の最新作『劣等生(Le Cancre)』(15)でもその姿を見ることができる。

Guests
ゲスト

  • 岩井俊二

    岩井俊二
    監督
    11月11日(金)19:00頃〜、23:35頃〜、24:15頃〜

    1963年生まれ。宮城県仙台市出身。1988年よりドラマやミュージックビデオ、CF等多方面の映像世界で活動を続け、その独特な映像は"岩井美学"と称され注目を浴びる。映画監督・小説家・作曲家など活動は多彩。監督作品は『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(93)『Love Letter 』(95)『スワロウテイル』(96)『四月物語』(98)『リリイ・シュシュのすべて』(01)『花とアリス』(04)海外にも活動を広げ、『New York, I Love You(3rd episode)』(09)『ヴァンパイア』(12)を監督。2012年復興支援ソング『花は咲く』の作詞を手がける。2013年音楽ユニット"ヘクとパスカル"を結成。2015年2月に初の長編アニメーション『花とアリス殺人事件』を公開し、アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門にノミネート。上海映画祭ではコンペティション部門のアニメーション部門にノミネートするなど国内外で高い評価を得る。2016年3月実写長編最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』がアジアをはじめ日本全国で公開。

  •  ジェフェリー・チャン

    ジェフェリー・チャン
    関係者
    11月11日(土)21:35頃〜 /11月13日(日)11:35頃〜

    中国を代表する民営の映画製作配給会社のひとつである博纳国际影业集团(ボナ・フィルム・グループ)のCOOであり、理事メンバーのひとりである。また、アジア映画の第一人者プロデューサーであるナンサン・シーと共に香港に設立した海外配給会社であるディストリビューション・ワークショップの社長でもある。同社は現在ボナ・フィルム・グループの傘下に入っている。
      ボナ・フィルム・グループのCOOとして、彼は製作とインターナショナルビジネス全般を統括し、投資作品としては、アン・リー監督の最新作であるBilly Lynn's Long Half-time Walkも含まれる。本作品は米国ソニー・トライスターおよびスタジオ8の共同投資作品であり、中国全土はボナにより配給される。また、最近の事業としてはボナによる235百万米ドル(約235億円)のTSGエンタテインメント・ファイナンスへの投資も含まれ、この投資に含まれる作品には20世紀フォックスのアクション大作巨編なども含まれている。
      ジェフリー・チャンは今までに30本以上のエグゼクティブ・プロデューサーおよびプロデューサーを務めている。主要な作品はツイ・ハーク監督の「智取威虎山」や『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』、アラン・マック&フェリックス・チョン監督の『盗聴犯』シリーズ、バリー・ウォン監督、チョウ・ユンファ監督の『ゴッド・ギャンブラー・レジェンド』シリーズや『ラスト・シャンハイ』、ダンテ・ラム監督の『激戦:ハート・オブ・ファイト』、アン・ホイ監督の『桃さんのしあわせ』、などが含まれている。
      また、彼はシンガポール人監督エリック・クーの新作「In the Room」のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、本作は昨年トロント、サンセバスチャン、プサン、ロンドンなどの国際映画祭に出品され、高い評価を得ている。

  • 西川美和

    西川美和
    監督
    11月12日(土)19:45頃〜

    1974年、広島県出身。大学在学中より、映画『ワンダフルライフ(99年・是枝裕和監督)にスタッフとして参加。2002年『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビューし、数々の国内映画賞の新人賞を獲得。06年、長編第2作目となる『ゆれる』が異例のロングランヒットを記録。第59回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された他、第49回ブルーリボン賞他国内主要映画賞を総なめにする。長編第3作目の09年『ディア・ドクター』は、第33回モントリオール世界映画祭コンペティション部門に正式出品され第83回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第1位、第33回日本アカデミー賞最優秀脚本賞など数多くの賞を受賞。長編4作目の12年『夢売るふたり』も、第37回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門へ正式出品となった。その他小説・エッセイの執筆も手掛け、主な作品として『ゆれる』、『きのうの神様』、『その日東京駅五時二十五分発』など。映画最新作は、直木賞候補となった自らの初長編小説を本木雅弘主演で映画化した16年『永い言い訳』。

  • ホセ・ルイス・ゲリン

    ホセ・ルイス・ゲリン
    監督
    11月12日(土)22:30頃〜、14:30頃〜

    1960年スペイン生まれ。国際的な映画作家として活躍しなが ら、バルセロナにあるポンペウ・ファブラ大学(UPF)の教授 もつとめている。1983年初の長編映画『ベルタのモチーフ』 を監督。その後、ジョン・フォード監督の『静かなる男』のロ ケ地となった村を舞台にした異色の記録映画『イニスフリー』 を発表し、国際的に注目を集める。その後も『影の列車』『工事中』といった劇映画や記録映画を制作。長編劇映画『シルビアのいる街で』は 世界各国で話題を呼び、2008年の東京映画祭の上映時に初来日した。また、バル セロナ現代文化センターの展示用に制作した『メカス×ゲリン 往復書簡』など、ヴィ デオ作品やインスタレーション作品も多数手がけている。最新作『ミューズ・アカ デミー』は 2015年ロカルノ国際映画祭にてワールドプレミア上映され、セビリア・ ヨーロッパ映画祭で金ヒラルディージョ賞を受賞。常に劇映画(フィクション)と 記録映画(ドキュメンタリー)を行き来するような実験的な作風で創作活動を続け る、現代映画を代表する作家である。

  • 吉永小百合

    吉永小百合
    女優
    11月13日(日)11:40頃〜

    東京都出身。57年、ラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビューし、59年『朝を呼ぶ口笛』(生駒千里監督)で映画初出演。62年、『キューボラのある街』(浦山桐郎監督)で一躍注目を集め、最年少でブルーリボン賞主演女優賞を受賞する。以降、山田洋次監督作品『男はつらいよ 柴又慕情』(72)、『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』(74)、『母べえ』(08)、『おとうと』(10)ほか、『動乱』(80/森谷司郎監督)、市川崑監督作品『細雪』(83)、『おはん』(84)、『華の乱』(88/深作欣二監督)、『外科室』(92/坂東玉三郎監督)、『長崎ぶらぶら節』(00/深町幸男監督)、『北の零年』(05/行定勲監督)、『北のカナリアたち』(12/阪本順治監督など多数の作品に出演、多くの映画賞を受賞している。女優の仕事の傍ら、NHKドラマ「夢千代日記」(81〜84)で原爆症に苦しむ役を演じたことをきっかけに、ボランティアでの原爆詩の朗読を行っている。また、近作『ふしぎな岬の物語』(14/成島出監督)では初めてプロデューサーも務めた。本作が119本目の映画出演作となる。

  • ホアキン・デル・パソ

    ホアキン・デル・パソ
    監督
    11月13日(日)14:25頃〜

    メキシコシティ生まれ。キューバの国際映画学校(EICTV)の映画監督・脚本学科を修了。その後、ポーランド国立映画学校で学ぶためにポーランドのウッチへ移り,芸術修士を修得した。現在,メキシコ在住,AMONDO FILMSの共同創設者。
    その他にも写真、絵画や音楽に情熱を燃やす。フィクションやドキュメンタリー映画の撮影監督としても活躍し、裏方としても賞やノミネーションを受ける。

  • ジャオショウ・イ・シャオシン

    ジョシュア・イ・シャオシン
    監督
    11月13日(日)14:35頃〜

    新メディア映像製作会社である万合天宜の創始者のひとり。理工大学を卒業後、2012年ネット映画《大村姑》の脚本・監督をし、中国ネット映画大賞の最優秀脚本賞を、そして第五回台北国際短編映画祭最優秀ドラマ賞を受賞。2013年、本映画の原作となるネットドラマシリーズ《万万没想到》を開始すると、同シリーズはカルト的人気を誇り、現在第3シリーズまで製作された。他に、同じくネットドラマの《名侦探狄仁杰》のプロデューサーを担当。劇場映画は本作が1作目。俳優としても活躍。

  • 片渕須直

    片渕須直
    監督
    11月13日(日)17:30頃〜

    アニメーション映画監督。1960年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本家として参加。『魔女の宅急便』(89)では演出補を務めた。TVシリーズ『名犬ラッシー』(1996)で監督デビュー。その後、長編『アリーテ姫』(01)を監督。TVシリーズ『BLACK LAGOON』(06)の監督・シリーズ構成・脚本。2009年には昭和30年代の山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた『マイマイ新子と千年の魔法』を監督。口コミで評判が広がり、異例のロングラン上映とアンコール上映を達成した。
    またNHK復興支援ソング『花は咲く』のアニメ版(13)では、こうの史代とタッグを組み多くの人に感動を届けた。

  • こうの史代

    こうの史代
    マンガ家
    11月13日(日)17:30頃〜

    原作はこうの史代が描いたマンガ『この世界の片隅に』(双葉社刊)。「漫画アクション」連載時から注目を浴び、第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。また「THE BEST MANGA2010 このマンガを読め!」第1位、「ダ・カーポ特別編集 最高の本!2010」マンガ部門第1位も獲得。 絵柄はシンプルでたおやか、登場人物もユーモラスで親しみやすいため入りやすいマンガであるが、実は綿密な下調べに裏打ちされた膨大な情報と、マンガ表現へのあくなき挑戦がさりげなく織り込まれている。例えば物語の内容とリンクさせ、実際に口紅を使って描いたページがあったりする。こうした挑戦的な創作姿勢と完成度の高い作品は、目の肥えたマンガ読者、プロの書店員、各界の表現者たちから熱い支持を得ている。本作以前に戦争(被爆)を描いた『夕凪の街 桜の国』は第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞と第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。

  • バリー・フレチェット

    バリー・フレチェット
    監督
    11月11日(金)14:15頃〜

    バリー・フレシェットは広告マンである。ボストンのプロダクション業界で約25年間働き、現在はそこの広告代理店コネリーパートナーズでクリエイティブディレクター。日々テレビ広告やその他コンテンツの制作業務をしている。そのような日々を過ごす中、広島の森重昭氏と12名の戦争捕虜だったアメリカ兵の話をきいて、それを伝えなければならないという衝動に駆られる。この映画はフレシェットの処女作である。
    1992年にストーンヒル大学を卒業。現在は米マサチューセッツ州ビレリカ在住。

  • マルタ・エルナイス・ピダル

    マルタ・エルナイス・ピダル
    監督
    11月12日(土)14:30頃〜

    1988年メキシコシティー生まれ。マルタ・エルナイス・ピダルは、Centro de DiseñoCine y Televisión大学を優秀な成績で卒業。短編映画『Pollito Chicken,Gallina Hen』を制作し、メキシコやラテンアメリカの映画祭で好成績を上げ、2012年ショートショートフィルムフェスティバルでは、主演女優賞部門で特別賞を受賞。ボスニア・ヘル ツェゴビナのタル・ベーラ映画監督が開講したサラエヴォ映画学校で修士号を修得。サラエヴォで制作した短編映画『DOBRO(ドブロ)』は、2016年カンヌ国際映画祭のシネフォンダシオン部門に入賞し、グアナファト国際映画祭では、最優秀短編映画賞を受賞。コロンビア人のフアン・ロカ監督の『La Asunción de José』や、現在編集中のホルヘ・ボラド監督の『Danish Film』では共同撮影監督とプロデューサーを務めている。現在、彼女が初めて手がけた長編映画『The Chaotic Life of Nada 』を編集中である。この撮影もボスニア・ヘルツェゴビナで行われた。

  • 黄凯(ホアン・カイ)

    黄凯(ホアン・カイ)
    監督
    11月12日(土)14:30頃〜

    1983年上海生まれ。上海映画家協会会員、上海映画評論家協会会員として活躍している。2001年、上海大学影視学院に入学し、映画監督を専攻する。在学中は、撮影した作品が中国大陸及び香港、台湾、マカオなど各地の大学映画祭で"優秀作品賞"として数十回もの入選を果たしている。2005年、上海テレビ局に入社し、ドキュメンタリー部へと配属される。2007年に退社し、自主制作の長編映画『上海公園』の撮影に専念し始める。同映画は2009年に全国公開され、同年のモスクワ、台北、上海、ブラッドフォード、ケルンなど多くの国際映画祭でノミネートされた。その後は映画だけではなく、テレビCM、ショートムービー、ドキュメンタリーの撮影をも手がけている。

  • 叶凯(イエ・カイ)

    叶凯(イエ・カイ)
    監督
    11月12日(土)16:45頃〜

    2001年に北京電影学院の監督部から卒業。現在中国若手監督中の一人である。喜劇が得意で、主な作品はユウモア系、そして少しアニメ風は特徴である。近年、監督として上映した映画の興行総収入は億を超えました。上海ローカルの興行収入一番高い若手の映画監督の一人である。映画以外に、ネットで流すショットフィルムやコマーシャルも関わりがあります。2015年は上海国際映画祭委員会に 第18回上海国際映画祭の閉幕式ショットフィルムの監督を委任されてました。上海市政府の指導者たちにも賞賛されました。

  • キム・ジョングァン

    キム・ジョングァン
    監督
    11月12日(土)16:45頃〜

  • イヴォンヌ・ン

    イヴォンヌ・ン
    監督
    11月12日(土)13:15頃〜

    国際的な賞を数多く受賞している写真家、映画監督。彼女の短編映画のデビュー作『Cloud Kumo(雲)』は、the City Vision's Technical Achievements賞やNew York Women in Film & Televisionの スカラーシップを受賞。また2016年に『Astral Migrant』が、City Vision フィクション部門最優秀撮影賞を受賞。また、ヴォーグ、グラマー、ピープル、コンデナスト・トラベラーなどの雑誌の写真も数多く手がける。彼女の写真は、名高い国際写真賞(IPA)を受賞、またパリの国際写真コンペティション(PX3)では何度もメダルを獲得し、ニューヨークタイムズ紙の表紙を飾ったこともある。彼女の作品は、パリ、サンフランシスコ、シンガポール、中国、マカオ、そしてニューヨークと、世界中で展示されてきた。ニューヨーク市立大学シティカレッジの映画科でMFA(美術学修士号)を取得、さらに名高いBrooks Institute of Photographyの大学院をでた。

  • 田中 渉
    監督
    11月12日(土)18:20頃〜

    <著書>*松久淳+田中渉として「天国の本屋」(1999)、「天国の本屋 うつしいろのゆめ」(2000)、「天国の本屋 恋火」(2001)、「プール」(2001)、「四月ばーか」(2002)、「ホワイトグッドバイ」(2003)、「ラブコメ」(2004)、「ウォーターマン」(2005)、「ストーリー&テリング」(2006)、「ラブかストーリー」(2007)、「かみつき」(2014) 他
    <単独著書>「黄色い犬」(2004)、「ランウェイの恋人1~3巻」(2010年)
    <イラスト>「あなたはそこに」(詩:谷川俊太郎)(2003)、「ガジュマルの樹の下で」(文:蒔田陽平・岡田恵和)(2004)
    <原作映画>映画「天国の本屋~恋火」(2004)、映画「ラブコメ」 (2010)
    <プロデュース>「陰陽師」(2001)、「攻殻機動隊SAC」(2002)、「イノセンス」(2004)、「蝉しぐれ」(2005)、「FREEDOM/日清カップヌードル」(2008)、「精霊の守人」(2009)、「忍たま乱太 郎」(2011) 他

  • ジャン・ガブリエル・ペリオ

    ジャン・ガブリエル・ペリオ
    監督
    11月13日(日)11:20頃〜

    1974年フランス生まれ。ジャン・ガブリエル・ペリオは、ビデオ形式と映画形式で数編の短編映画を監督した。アーカイブを使った独自の編集スタイルを確立。ドキュメンタリー、アニメメーション、エクスペリメンタルで、暴力や歴史の問題をとりあげた。『Dies Irae(怒りの日)』、『Even if she had been a criminal..(. 罪深くあったとしても…)』、『Nijuman no bore(i 二十万の亡霊)』、『The Devil』などは、世界中の映画祭で上映され、数々の賞を受賞。彼の最初に手がけた長編映画『A German Youth』は、2015年にベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニングを飾り、フランス、ドイツ、スイスなどでも公開されフランスではセザール賞のベストドキュメンタリー作品にノミネートされ、さらに世界中で賞を獲得している。

  • ジュン・ヤン

    ジュン・ヤン
    監督
    11月13日(日)13:45頃〜

    1975年中国、青田生まれ。ウィーン、台北および横浜在住。ウィーン美術アカデミー美術学部修了。主な展覧会に、「リバプール・ビエンナーレ2006」(テート・リバプール、英国)、「第9 回光州ビエンナーレ」(韓国、2012年)、「この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今」(広島市現代美術館、2012年)、「ギャラリー・ショー」(個展、ギャラリー・マーティン・ヤンダ、ウィーン)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)など。

  • カリム・ムサウイ

    カリム・ムサウイ
    監督
    11月11日(金)21:45頃〜

    1976年アルジェリア生まれ。監督として2003年に短編映画『朝食』、2006年に『義務』を手がける。文化的イベントを促進する団体クリサリードの創立メンバーとなり、Tariq Teguiaの『インランド』ではチーフアシスタント。2011年にアルジェリア文化協会の映画部門の理事。同年、フィーチャーした映画台本『ツバメを待ちわびて』がMeditalents writing workshopで選ばれた。そのワークショップでヴィルジニー・レジーと出会い、それがきっかけとなり、映画『The Days Before 』で共同で脚本も担当。

  • ユベール・ヴィエル
    監督
    11月11日(金)21:45頃〜

    ユベール・ヴィエルは、『Artémis, coeur d'artichaut( 2013)』の監督、脚本で知られる。他には『Les filles au Moyen Âge( 2015)』や『Petit lapin( 2014)』などの作品がある。

  • 酒井麻衣

    酒井麻衣
    監督
    11月12日(土)16:15頃〜

    1991年8月20日・長野県生まれ。京都造形芸術大学卒。在学時に制作された作品『棒つきキャンディー』で映文連アワード2012で部門優秀賞、山形国際ムービーフェスティバル審査員特別賞を受賞。2作目『神隠しのキャラメル』が第1回Kisssh-Kissssssh映画祭入選。後にゆうばり国際ファンタスティック映画祭では同2作品が招待上映された。林海象監督作品『彌勒』の助監督を務めた後、卒業制作として『金の鍵』を製作。続いて制作されたショートストーリーなごや『笑門来福』はあいち国際女性映画祭・準グランプリ、したまちコメディ映画祭入選。MOOSIC LAB 2015『いいにおいのする映画』はグランプリほか史上初の6冠に輝く快挙となった。現在、新作を準備中。

  • 金子雅和

    金子雅和
    監督
    11月12日(土)16:15頃〜

    1978年東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。大学在学中にイメージフォーラム付属映像研究所の助手をし、8mm/16mmフィルムで習作的な映像制作を始める。のち、古書店で働きながら映画美学校に通い、瀬々敬久監督の指導を受ける。同校フィクションコース高等科の修了制作に企画が選ばれ初監督した『すみれ人形』は、07年ひろしま映像展などで受賞、08年都内6週間レイトショー公開、09年DVD発売、ハンブルグ日本映画祭(ドイツ)にて正式上映される。その後、企業VP/CM、ケーブルTV番組、ゲーム用映像などの撮影・演出の仕事に携わりながら、WEB配信用の企画や自主製作、及びに助成企画に選出されて6本の短編映画を監督。その内の一本である『水の足跡』(2012年・きりゅう映画祭助成作品)は、ダマー映画祭inヒロシマ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭など日本各地の映画祭でノミネート上映・受賞を重ねる。2016年、第二回長編監督作『アルビノの木』が北京国際映画祭(中国)FORWARD FUTURE部門にノミネート、テアトル新宿で劇場公開。秋以降、全国劇場を巡回予定。

  • ポール・ヴェッキアリ

    ポール・ヴェッキアリ
    監督
    11月11日(金)15:55頃〜 /11月12日(土)11:55頃〜、16:45頃〜、19:45頃〜 /11月13日(日)11:55頃〜

    ポール・ヴェッキアリの映画は1930年代のフランス映画を出発点としていて、実験的そして自叙伝的な傾向が見られる。最も有名な映画は、ほぼ間違いなく「Rosa La Rose, femme publique(バラのようなローザ)」と「Once More(もう一度)」があげられるだろう。この作品で、ヴェッキアリはフランス映画においてエイズと同性愛を最初に結びつけた監督となる。また、中でも「De Sueur et de sang / Wonderboy(汗と血/ワンダーボーイ)」(1994)、「Corps a coeur」(1979)、「 White Nights on the Pier」(2014)、そして「C'est l'amour」(2015)等の映画でも知られている。最新作は長編映画「Le Cancre(劣等生)」(2015)は第69回カンヌ国際映画祭の公式招待作品。

  •  フランソワーズ・ルブラン

    フランソワーズ・ルブラン
    女優
    11月12日(土)19:45頃〜 /11月13日(日)11:55頃〜

    女優。パリ政治学院の学生時代、ジャン・ユスターシュと出会い、映画の道へ。当初は女優志望ではなく、むしろ制作を 志していたという。だが同監督の『ママと娼婦』(73)に出演 したことがきっかけで、その後は女優の道へ。その後はマル グリット・デュラス『インディア・ソング』(74)、アンドレ・テ シネ『フランスでの思い出』(75)、リュカ・ベルヴォー『男と女と男』(96)、アルノー・デプレシャン『あの頃エッフェル塔の下で』(15)、ウニー・ ルコント『めぐりあう日』(15)などに出演。またポール・ヴェッキアリ作品に数多く出演 しており、彼の最新作『劣等生(Le Cancre)』(15)でもその姿を見ることができる。