広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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Special Screenings
特別招待作品

蛇イチゴ

上映スケジュール
11月12日(土)18:00からNTTクレドホール第1会場にて

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作品概要

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<ストーリー>
明智家に何年も行方知れずの兄周治(宮迫博之)が突然帰ってくる。平穏ながら幸せだった生活が突如乱れ始めた。祖父が死に、父親の借金が発覚し、倫子(つみきみほ)は婚約者と別れてしまう……。そんなある日、倫子は周治の嘘つきをせめる。幼い頃、蛇イチゴの在処の嘘をつかれたと詰め寄る。周治は嘘じゃないと言い張り、今からそこに連れて行ってやると返す。ふたりでその場所に向かうが、周治を信用しきれない倫子は、途中で逃げ出し、警察に電話する。兄を警察に売ったのだ。家に帰ると、テーブルの上には一面の蛇イチゴがあったのだったが。

<キャスト>
宮迫博之、つみきみほ、平泉成

<スタッフ>
監督・脚本:西川美和
製作総指揮:是枝裕和

<作品情報>
制作年:2002年
上映時間:108分
制作国:日本

監督

西川美和
1974年、広島県出身。大学在学中より、映画『ワンダフルライフ(99年・是枝裕和監督)にスタッフとして参加。2002年『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビューし、数々の国内映画賞の新人賞を獲得。06年、長編第2作目となる『ゆれる』が異例のロングランヒットを記録。第59回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された他、第49回ブルーリボン賞他国内主要映画賞を総なめにする。長編第3作目の09年『ディア・ドクター』は、第33回モントリオール世界映画祭コンペティション部門に正式出品され第83回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第1位、第33回日本アカデミー賞最優秀脚本賞など数多くの賞を受賞。長編4作目の12年『夢売るふたり』も、第37回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門へ正式出品となった。その他小説・エッセイの執筆も手掛け、主な作品として『ゆれる』、『きのうの神様』、『その日東京駅五時二十五分発』など。映画最新作は、直木賞候補となった自らの初長編小説を本木雅弘主演で映画化した16年『永い言い訳』。