ジャン=リュック・ゴタール
ソルボンヌ大学時代、カルチェ・ラタンのシネマクラブに通いはじめ、シネマテークの常連となり、フランソワ・トリュフォーやエリック・ロメールらと知り合う。52年から“カイエ・デュ・シネマ”誌に映画評を書くようになり、59年に初の長編「勝手にしやがれ」を手掛ける。この作品が評判となり、“ヌーヴェル・ヴァーグ”の代表として世界的に有名になる。68年にカンヌ映画祭を中止に追い込んだり、71年にオートバイの事故に遭いつつ、一時テレビの世界に活躍の場を移すが、80年より映画に復帰。「カルメンという名の女」、「ゴダールのマリア」、「右側に気をつけろ」、「ゴダールの決別」など問題作・異色作を輩出した。61年にアンナ・カリーナと結婚して多くの作品で共作したが67年に離婚。しかしその後も彼の申入れで自身の作品に出演させている。
Cinémathèque française
シネマテーク・フランセーズ特集
セルジュ・ダネーとジャン=リュック・ゴダールの対話
- 上映スケジュール
- 11月26日(日)10:30から広島市映像文化ライブラリーにて
- 作品概要
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<ストーリー>
おびただしい量の映像、声、音楽、文字のコラージュによってゴダールの映画史観が展開される、全8章、約4時間半の大作『映画史』。その製作を始めた時期に、ゴダールと映画評論家のセルジュ・ダネーが『映画史』について語り合う。まるで観客が立ち合い人であるかのように、終始カメラは固定で対話を捉えていく。<スタッフ>
監督:ジャン=リュック・ゴタール
出演:ジャン=リュック・ゴダール、セルジュ・ダネー<作品情報>
制作年:1988年
上映時間:129分
制作国:フランス - 監督