広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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Special Screenings
特別招待作品

太平洋の防波堤

上映スケジュール
11月26日(日)14:30から広島市映像文化ライブラリーにて

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作品概要

<ストーリー>
1931年 インドシナのタイランド湾。小さな家族が貧困と闘っていた。母は成長した2人の子供 - ジョセフ20歳、スザンヌ16歳 の巣立ちという避けられない事実に気づく。植民地統治下の役人に騙され、彼女は全財産を洪水が多発する無価値な農地に投資してしまう。腐敗した官僚たちと闘う為、彼女は村人たちの助けを借りて海に向かってダムを作るという、正気とは思えない作戦にでる。

<スタッフ>
監督:リティ・パン
脚本:リティ・パン、ミシェル・フェスレール
プロデューサー:カトリーヌ・デュサール
撮影:ピエール・ミロン

<作品情報>
制作年:2008年
上映時間:115分
制作国:フランス

監督

リティ・パン
1964年、プノンペン生まれ。75年からクメール・ルージュのリハビリテーション・キャンプで苦しみ、79年にタイに逃亡、1年後パリにたどり着く。その後、パリの高等映画学院(IDHEC)を卒業。89年に監督した長編ドキュメンタリー『Site II』がアミン映画祭でグランプリを受賞。94年に発表した初の劇映画『米に生きる人々』がカンヌ映画祭コンペティションに、続く劇映画第2作『戦争の後の美しい夕べ』(98)もカンヌ映画祭「ある視点」部門で上映された。ドキュメンタリー作品『さすらう者たちの地』(00)、『S21:クメール・ルージュの虐殺者たち』(02)は、いずれも山形ドキュメンタリー映画祭を始め、多くの映画祭で受賞。第14回東京フィルメックスでクロージングを飾った、前作『消えた画 クメール・ルージュの真実』(13)はカンヌ映画祭「ある視点」部門最優秀賞作品賞を獲得し、アカデミー賞外国映画賞にもノミネートされた。