広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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HIROSHIMA EYE
ヒロシマEYE

もち

上映スケジュール
11月23日(土)19:00から横川シネマにて

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作品概要
Ⓒ2018 タビト・マガジンハウス

Ⓒ2018 タビト・マガジンハウス

<ストーリー>
"800年前の景観とほぼ近い姿で奇跡的に守られてきた岩手県一関市骨寺村に実際に住む14歳のユナ。
おばあちゃんの葬式で、臼と杵でつく昔ながらの方法でどうしても餅をつきたいと言い張るおじいちゃん。家族は、そんな面倒なことをしなくても、餅つき機で同じように美味しいものができると説得してみるが頑なに餅をつくという。ユナは敏感におじいさんの心の機微を感じてそっと寄り添う。
生徒の減少から中学校の閉校が決まり、最後の1年を終えると学校もなくなる。
ユナの世界も刻々と変化をしていき、自分から色々なものがなくなり、離れていくことへの不安を抱えていく。この土地と人々で生まれた言葉、伝統、そして感情をありのままの形で残すため、限りなくノンフィクションに近いフィクションというハイブリットな形で製作し、出演者は全員住民という本作は、思春期の主人公が放つ「今」を生きるみずみずしさが心を揺さぶり、深く強い文化と歴史の残る土地での生活は我々に大切な「何か」を問いかける。"

<スタッフ>
キャスト:佐藤 由奈、蓬田 稔、 佐藤 詩萌、佐々木 俊、畠山 育王
監督:小松 真弓
脚本:小松 真弓
エグゼクティブプロデューサー:及川 卓也
プロデューサー:谷田督夫

<作品情報>
制作年:2018年
上映時間:61分
制作国:日本

監督

小松 真弓
広島県福山生まれ、神奈川県茅ケ崎育ち。
武蔵野美術大学卒業後、1996年、東北新社企画演出部に入社。
2011年より、フリーランスの映像ディレクターとして活躍
生き生きとした表情を引き出す独特の演出や細部美こだわった映像美に定評があり、これまでに500本以上のCMを手がけている。
TV-CMの企画・演出を中心に、ミュージッククリップ、ショートムービー、映画、脚本、イラスト、雑誌ディレクションなど、フィールドを広げている。