広島国際映画祭 HIROSHIMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

  1. ホーム >
  2. プログラム >
  3. 棘と荒地

Competition
コンペティション部門作品

棘と荒地

上映スケジュール
11月25日(土)13:00からNTTクレドホール第1会場にて

タイムテーブルはこちらから

作品概要

<ストーリー>
19世紀の終わり頃、ポルトガルの百姓たちにより労働状況改善を求める勇敢な闘いが始まった。何世代にも亘る惨めな飢えの後、カーネーション革命によって農地改革の約束の種が植えられた。大半はアレンテージョ地方で、この地域の労働者達はかつて権力者に捧げられた広大な土地を手にしたが、それは他の果実の失われていた種だったのかもしれない・・・。

アレンテージョ地方では「無くし物をしたら始めに戻れ」と言われている。そして祈りを捧げ、聖ルチアによく見えるようになるようお願いしなければいけない。

この映画の主人公達はこの闘いの中のレジスタンスであり、多くは字が読めず、子供の頃から働いていた。彼らが今日の若者たちに自分の言葉で彼らのストーリーを伝える。

<スタッフ>
監督:マルタ・マテウス
キャスト:マリア・クララ・マデイラ、ゴンサロ・プルデンシオ、マリア・カタリナ・サパタ
脚本:マルタ・マテウス
撮影:ウーゴ・アゼベド
編集:マルタ・マテウス

<作品情報>
制作年:2017年
上映時間:25分
制作国:ポルトガル

監督

マルタ・マテウス
1984年にポルトガルのアレンテージョで生まれたマルタ・マテウスは新リスボン大学で哲学を専攻、芸術・ビジュアルコミュニケーションセンター(Ar.Co)で図画と写真を、そして音楽と舞台を学んだ。女優やアシスタントディレクターとして活動している。